心の中のこどもがきゃーっていうこと

 

最近ですね、おしりたんていにはまりました。土曜の朝、寝ぼけながらテレビを見ていたら、しりが写っていたんですよね。や、寝ぼけてたわけじゃなくて。で、そのしりがドーナツをもぐもぐしてたわけですよ。まあアニメーションなんだけど。実写だったらいろいろまずいんだけど。

なんかもう、文字に起こしてもしょうがないんだ、なんかこの変なやつをちょっと見てほしい。しりなんだ、かおが。しりがスイートポテトとかドーナツとか食べて、ふーむとか言ってるんだ!パートナーの子犬のキャラはブラウンだからね!信じて!

 

いやーしかしなんだろうね、もうすっかり大人になってるのにこういう「おしり」とか「うんこ」(ライバル的な存在が明らかにうんこなんだよ。。)とかさー、反応しちゃうんだよね。心の中のこどもが騒ぐんだよね。こういうのって治らないんだろうな。三つ子の魂ナントカってやつだ。もうしょうがないからこの「こども」を抱えて生きていくしかないな。。

 

というわけで目下アニメを見るために土曜の朝ちゃんと起きてます。まあでもそのあと二度寝しちゃうんだよね。だって身体は一週間分の疲労をため込んだ大人だからさ。

 

おしりたんてい(既刊6巻)

おしりたんてい(既刊6巻)

 

 

シュガー・ラッシュ:オンライン

観てきました。今年の映画館初め(遅)

 

ゲームの世界の悪役ラルフとヒロインのヴァネロペのでこぼこコンビの冒険物語。

 

このアニメーション映画すごく絵柄がカワイイんですよ。さらにゲームというかデジタルな世界が舞台になっていて、キュートでちょっとドライな世界観がすごく好みの作品です。

そしてお話がなかなかにシビアなんですよね。お話というかラルフというキャラクターが。彼は悪役です。その役割はどうやってもひっくり返すことはできなくて、その世界(ゲーム)が続く限り彼はその役を解かれることがない。ずーっと嫌われ者の悪役。

でもそんな悪役だって親友は作れるんだよ、っていうのがたぶん前作の希望だったと思うんですよね。

 

そして今作はとうとう狭い箱庭のようなゲームの世界からオンラインの世界へと二人は飛び出していきます。

いつものキャラクターが同じ挨拶を何度も繰り返す歩き慣れた世界ではなく、デジタルの存在も生身の存在も等しくビットに置き換わり、誰も彼もが他人である世界。このシーンでは実在のWebサービスが仮想的な建物のかたちで登場してたんだけど、これってめちゃくちゃかわいく装飾されたギブスン的サイバースペースだなあと感激したんですよね。企業サイトの間を人(データ)が流れたりどこかへジャンプしたり。高くそびえるアマゾンやグーグルの城は生半な電脳カウボーイたちじゃ手は出せない堅牢さを備えてるみたい。

まあそんなことは良いとして、初めて触れた「外」の世界に二人は真逆の感想を抱きます。ラルフは早く元の閉じたゲーム世界に戻りたいと思い、ヴァネロペはたくさんの刺激溢れる世界に魅了されてしまう。でもそこは多くの他人が存在するインターネット。二人のそれぞれにとって良いことと悪いことに翻弄されるのですが。あとはネタバレるのでこの辺でやめとくけど。

 

この映画、すごいと思うのはラルフは徹底して「悪役」なんですよね。どうやっても世界を救う側には回れない。どうしても世界を「壊す」ことになってしまう。それが彼の存在そのものだから。なんだろうな、ラルフはなにも壊したくないし、怒りたくもない。ただ同じ優しくて退屈な毎日を繰り返したいだけなんだと思うんですよね。でも彼はいろんなものを壊してしまう。それがすごく切ない。なんか見た目に反していろんなものを背負ってるんだよ、このキャラは。そうなんだよな、あんまりこういう耐え忍ぶ、と言ったらちょっと大げさだけどいろいろ我慢して、飲み込んでるキャラっていない気がするんだよね。たいていのキャラは苦難を乗り越えて努力して次のステップに行ってしまうけど、ラルフはずっと同じところにいるんですよね。成長しないし、変化しない。ゲームの宿命としてリスタートしたらスコアはゼロになるように。

それがなんだかもう大人になって成長も変化も(ほぼ)なくなった側に響くような気がしました。ラルフ、いいやつだよ。

 

あ、でも前作でも今作でもラルフってちゃんと作ってるし、守ってるんだよな。その一点を崩さないところがすごく好きなんだよね。

 

すごくどうでもいいけど、お話がなんか攻殻ぽい気がした。。

映画館の思い出

映画を映画館で観るのが好きです。最近はNetflix なんかの配信サービスも充実してて、しかも限定配信なんかもあるからネットで観ることも多くなってきたけど。

映画も好きだけど映画館という場所も好きなんですよね。

 

これまで色々な映画館に行きました。一人で海外旅行した時は現地の映画館に行ったりもしたしね。特にアメリカの映画館は観客が大騒ぎしてちょっとしたパーティーみたくなる時もある、と聞いたことがあってちょっとワクワクしながら行ってみたら、皆さん静かに鑑賞しててあんまり日本と変わらなかったな。。自由の国でもやっぱ落ち着いて観たいよね。

 

まあ旅先は例外として、住んでる場所に近い映画館にはよく行くのでだんだんと馴染みも深くなってくるわけです。

そんな映画館の一つが、北海道は札幌市にあるディノスシネマズ札幌劇場。

 

北の歓楽街、すすきののだいたい真ん中にあって、ビル全体にボーリング場やゲームセンターなどなどが入っていて、そこの最上階にいくつかスクリーンを持つ映画館ですね。

系列にはあんまり詳しくないんだけど、ちょっとマイナーな映画だったり、アニメもけっこうかかってたな。応援上映?というやつにすごくおしゃれな女性たちがロビーに並んでたのが印象的でした。

なんのアニメかは分からないけど。

そこでは、ノオミ・パラスが主演してたドラゴンタトゥーの女シリーズとか、鉄男(最近リメイク?した方)、安田顕さんが主演した「俳優 亀岡拓次」、そういやアニメもいくつか観たなあ。マルドゥック・スクランブルとか、テレビシリーズじゃない単発のアニメーション映画も。

 

映画館というか建物そのものがちょっと古い感じで、でもなぜかそういうとこが落ち着いてて好きでした。座席の使い込まれた感じとか。ロビーや廊下に映画批評の記事やコメントなど手作りの読み物が貼り出してたり、近年は有名なお店のコーヒーが売ってたりして、なかなかにお気に入りの映画館、でした。

 

でした、というのもこの映画館、数年後には閉館してしまうそうです。それに引っ越してしまってもう行くこともできないし。

映画とどっぷりと向かい合う空間そのものが消えていくのは寂しいなあと思うのです。特に何度も通った馴染みのところはね。

 

ここでみた、たぶん最後になる映画はウィンド・リバーでした。そういやポイントで観たんだった。

今まで映画をありがとう。映画館なんて映画が始まれば暗くなってどこも同じに思えるけど、映画館そのものにも印象は残るもんだね。

 

 

 

 

 

 

そういや、はてなブログについてちょっと考えていたんだった

過去にこんなこと書いてました。

 

cocodemi.hatenadiary.com

 

はてなダイアリーからの移行について。当時は有料プランに入って広告なしでやってたんだけど、いつの頃からか無料に戻ってましたね。このはてなブログも無料版だし。広告出るの好きじゃないんだけど、有料プラン高いんだよなあ。読み手に我慢を強いるみたいでごめんなさいね。

ダイアリーが1000日に達したら移行しようかな、なんて書いてるけど全然足りてなくていまで765日目?くらいですかね。まああんまりこんなこと言うのもアレだけど、はてながなくなってしまう前にはなんとか達成したいもんです(笑)

 

それとは別にちょっとブログの方向性も見直そうかな。本や映画やゲームなどの感想を書くっていうのが基本なんだけど、ここ最近のはちゃんと作品に向き合ってるかなあ?っていう、雑な感じになってしまってる気がして。メモ程度でもいいんだけど、こう書き方みたいなのがいつまでも洗練されてなくてなんだかなあ。

ブログってまとまった文章を書くにはいい場所だから、もっと掘り下げて書きたいんだけどね。

こういうのも慣れなんだろうなあ。いつまで経っても慣れないなあ(笑)

最近のこと

わりと寒いです。元道民なのでそこそこ寒さ耐性ありそうなもんですが、やっぱり寒いもんは寒いです。ああいうのってそこそこ寒い環境に身を置かないと発動しないんじゃないですかね。(てきとう)
でも寒からといって引きこもっていてもしょうがないし、夏になったらなったで外出はもっとやばいだろうし、適度に日の光を浴びようかなー、と思います。

天冥の標 10 青葉よ、豊なれ PART 2

 

 

読みました。
次巻で終わってしまうとのことで、いろんな伏線が回収されつつさらに新たな局面を迎えたりしていて目が離せません。こんな終盤になっても物語が躍動してるってほんとすごいわ。


前回の感想のタイトルを間違えてたー!わーごめんなさい。。(直した)


以下ネタバレ

 

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