「DEATH NOTE」

DEATH NOTE デスノート(1) (ジャンプ・コミックス)

DEATH NOTE デスノート(1) (ジャンプ・コミックス)



今更ですが、まぁスピンオフ映画もやってますし。
最初読んでみてストーリーがジャンプっぽくないなーと思いましたが、人並みはずれた頭脳に加え見た目の良さ(モテ)や
スポーツ万能というオーバーなキャラ設定は、嫌味にならずに上手く「人並み」である読者を刺激してて面白かったですねえ。
それに、この「人並みはずれた知力」というチカラが戦闘力とか超能力や霊能力として扱われてると捉えたら、
やっぱジャンプなんだなあという気もします。
ストーリーの方ですが、あまり推理とか得意な方ではないので一応伏線は押えながら、展開ごとのキャラの行動を楽しんでました。
いやーなんて言ってもLの予測不能な行動が楽しかったなー。
大胆にも大学に乗り込んじゃうとか、そこで何故かテニスするとか(笑)
あのシーンが一番ワクワクしたかも。
ライトの方では、元FBIのナオミとの5分間のやり取り。
ライトの逼迫した状況なんて知らないナオミの何気ない一挙一動がすごくスリルがあって面白かったなあ。
そして一番ドキドキしたのはやっぱりラストの騙し合いですかね。
こんなにドキドキしたの「Monster」以来かなあ。
早く先を読みたいのを堪えて、敢えてじっくり読みました。
それにしてもこの漫画えらく美形が登場してて、奈南川とか魅上とか格好良過ぎて何故か笑ってしまいました。
で、もっとすごいのがカッコいいキャラが本性露にした時に見せる顔が、思いっきり容赦なく歪んでるっていう。
魅上もすごかったなー。ライトが一番凄かったけど(笑)
これだけの内容が12巻で終わってるって言うのがまたすごいけど、内容濃過ぎて一冊読むのにすごく時間がかかってて、実質20巻くらいですね、自分的に。




あと、Lとワタリのやりとりが自分的にツボで、御曹司(ではないけど)と執事という組み合わせには本当に弱いんだな、と改めて気づきました。ははは。
その割には花輪くんとヒデじいには萌えないな。やっぱり見た目のせいか…。