「Ghosts 1-4」

Ghosts I-IV

いつものiTMSからではなく、サイトから買ってみました。
最初はフリーの9曲を聴いてみて、なかなか良かったので、5$のダウンロード版で購入しました。
クレジットカード対応してるかなあと思ったら、VISAとMASTERとアメックス（あと忘れた）が対応してました。
こういう風にユーザー（リスナー）とアーティストがダイレクトに結びつく方法って、なかなか面白いなあと思います。
（そういうのもあって買ってみたってのもある）
で、曲の方ですが、ばきばきに歪んだノイズや電子音のフレーズで構成された楽曲もあれば、
ピアノをメインとした柔らかな楽曲もあったりして、変化に富んでて面白いです。
ボーカル曲が一曲もないので、ふつうのアルバムを期待するとがっかりですが、
印象的なフレーズや電子音、これはいったいなんの楽器なの？っていう音が、新鮮で楽しいですね。
ちょっとゆっくりめのトランス系（って今言うのか）な感じでもあり、
インダストリアルなトンテンカン（かなづちで叩いてるような。。。）した感じでもあり、
懐かしのファミコンサウンド的な感じでもあり、
でも、取っ付きにくい感じでもなくて、割と馴染み易いフレーズだったりして、
不思議な雰囲気に溢れてて、聴いてて楽しいです。
なんだろう、普通に聴く音楽って言うより、もっとアートな感じ。
一緒に口ずさむんじゃなくて、鑑賞するというような。
でも、そんなに遠い感じでもないんだよなあ。そこが不思議で魅力でもあるんですが。
それと、ブックレットで付いて来た写真がすごくステキ。
荒涼とした大地や、しっとりと雨の中に立たずむ電柱、うねる波や人の影なんかが、
暗いトーンで映し出されていて、いいなあと思います。
こういうトーンで実際撮れるのかなあ。ちょっとお化粧してるっぽいけど、構図がステキですね。
自分も写真やるのでこういうのに憧れるけど、これはかなり難しいなあ（笑）