やっとでた!

METAL GEAR SOLID V: GROUND ZEROS内で、ある条件を満たすことで出現する「デジャヴ・ミッション」および「ジャメヴ・ミッション」、やっと出ました。ここまで長かった…。


以下ネタバレ






条件はXOFの腕章9枚を集めることでした。だけどこの腕章、すごくちっちゃいのよ。双眼鏡で覗いてたら全然見えないし歩いてても簡単に見落としてしまうんだよね。というわけで全部自力で見つけるなんてことは無理な話で、9枚のうち2枚はコジステでのネタバレで見つけました。うう、ほんとは自分で見つけたかったよ…悔しいなあ。残りの7枚は頑張りましたけどね。敵兵を伏せさせての無力化だと見つかった時に全員起き上がってしまうので、申し訳ないけど一人ずつ拘束して尋問してはとどめを刺して確実に敵兵を減らしながらの捜索でした。これなら尋問も確実にできるし進めるにつれてより探しやすくなりますよ。後味はめっちゃ悪いけど(笑)基本ノーキルプレイなんですよね普段は。(ノーアラートと言いたいけどこれは無理)しかしあれだね、土砂降りのなかを水たまりや草むらに頭を突っ込んで倒れている敵兵たちがそこら中に転がっている中、銃声を上げても誰も反応しない敵地にぼんやりと突っ立っているとすごく奇妙な世界に紛れ込んだみたいな気分になりますね。まあずぶぬれで突っ立っているのはスネークさんなんだけど。なんだか伊藤計劃さんの小説みたいだなあ、なんて思ったりしました。



さて、ようやく出現したデジャヴ・ミッション!面白かったー!いやー写真合わせはけっこう簡単だったよ。そりゃもう何度も何度もやってるからね、MGSは。と言いつつ、ミッションクリア後のクイズは4問目くらいでこけました。けっこう自信あったんだけど…あれー?
ミッション以外にも小ネタが行き届いていて良かったです。杉田さんのツッコミがまたいいんだよね。名ゼリフのモノマネ、良かったよ!やりながら爆笑しちゃうからコントローラーぶれて大変でした。ていうかこれ「スネーク以外全キャラ杉田さんでMGS」とかやったら面白いんじゃないですかね。ナオミとかメイ・リンとかも(笑)エンドロールが見物だわ。


ジャメヴ・ミッションはMGRから雷電がゲスト出演でした。MGRはプラチナゲームズさんのレンダリングだったけど、こっちのFOX ENGINE版の雷電もいいねー。ライティングの関係もあると思うけどシャープな印象が前面に出ていて、MGRの方のキラキラ感とは違った気迫のあるモデリングが素敵です。MGRの世界観だとフォトリアリスティックなFOX ENGINEには馴染まないかもしれないけど(あのシナリオはあのレンダリングがあってこそだと思うんですよね)、こっちで作ったMGRも見てみたいなあ。
ミッションは基地内の人間を乗っ取った機械、スナッチャーを撃退すること。雷電は機械の身体を得たサイボーグなのでめちゃくちゃ強いんですが、スナッチャーと普通の人間を見分けなきゃいけないところに制約があったりしてゲームとしても面白かったです。まあ最初「オーグメントモード使うのかな、あれっ?ない?」って思ったけど…。そして雷電と言えばやっぱりブレード使いたい!はちゃめちゃに走り回って弾丸吹き飛ばしてがっつり斬奪したい!これはこれで面白いけどフラストレーションたまってしまって、またMGRやろうかななんて思ってしまいました。
スナッチャーはちゃんとやったわけじゃないけど(PSのリメイク版だけ)こういう昔の作品もちゃんとネタとして盛り込むサービスは嬉しいですね。長年のファンにもちゃんと目配せしてくれる。大事にしてくれるんだなって思えるんですよね。デジャヴ・ミッションにしてもそうだし。スナッチャーをプレイしていた最古参のファンの方は25年以上にもなるけど、MGSから入った私もすでに16年?くらいなんですよね。一つのシリーズを16年も追っかけるって我ながらすごいと思います。当時好きだったことはもうほとんど止めちゃってるもんなあ。16年も好きでい続けたのはこういうふうにファンを大事にしてくれるから。そしてたくさんの「ファンの一人」が居てこの楽しさを共有しているからなんですよね。ここからファンになった人は、この監督の作品はいいですよ。何年か後にネタとして出てくると思うので。やり続けて損はないよ(笑)



コジステのMGSを語るコーナーに触発されて何か書こうかなと思ってるけど超長くなりそうなので(笑)ちょっとまとめてからにします。MGRのシナリオ担当、玉利さんはリキッドのセリフを拾ってあのストーリーに膨らませたのかな。着眼点もすごくいいし、そこで雷電をスネークの焼き直しにさせない展開も良かったですね。あ、またMGRやりたくなって来た…。