今読むに限る本を読んでおこうっていうこと


今日は読書の話をします。
先日本棚を整理して、また物置の本を詰め込んだケースが一つ増えました。2年くらい前にKindleにしてからはそんなに紙の本を買わなくなったんだけど、なんだかんだと買っちゃうんですよね。それにここ最近の文庫(主にSF)ってめっちゃ厚い。いやたまたまかもしれないけど。まあそれだけ読み応えがあるからいいんだけどね。


本棚にあふれるくらい本を買っているのですごく読書家のような感じですが、読むのがとても遅いです。大好きなSFでも1、2年遅れで評判の作品を読んでいたりします。というか読むのに1年くらいかかってるのもあります。もう前に読んだ部分とか忘れてしまいそうですが、わりと覚えてたりします。これ、ゲームでもそうなんだけどけっこうストーリーは記憶してたりするんですよね。その代わりというかキャラクターの名前はすぐ忘れるけど。


Kindleにしてからは平行して読む本が増えました。前は1冊読むまで次を読むってあまりなかったんだけどなあ。今は3、4冊を平行して読んでますね。夢中になってしまう作品はさくっと読み終わったりするんだけど、なかなか進まない作品は数ページ読んで他に切り替え…とかやってしまうのでいっそう進まなかったり。まあできるだけ積ん読というのは止めようと思っているので、じわじわと読み進めているだけでもいいかなと思ってます。面白くないわけじゃないんだけど、スピードに乗れないのってなんかあるんですよね。


読書の時間や場所もなかなか重要です。まああんまりこだわりはないんだけど、なにかの用事で飛行機に乗る時は「戦闘妖精雪風」を読んでることが多いって最近気がつきました。あ、そういや「道化師の蝶」にそんな一文があったような。「〜で読むに限る」っていうの。ちなみに飛行機に乗ってても小説の内容と関係あるシーンはまるでないです。あっちは戦闘機だし。


「道化師の蝶」にある「猫の下で読むに限る」本。うーん、どんな本だ。まあでも小説の内容と合わせた状況で読むっていうのも楽しいかもしれないですね。えーと例えば、廃屋でホラー小説とか…。あ、こわい!そういうのいらない。ロマンチックな夜景がみえるカフェで恋愛小説とか。あ、でもどろどろしたやつだと逆効果だわ。SFだと次元が違ったり、宇宙だったりしてそもそも場所が難しいし。意外と難しいけど、なんか読んでて「あ、今読むに限るな〜」と思う本ってあるんですよね。読むのは遅いけど、そういうのはその時に読んでおきたいです。