敵は海賊・猫たちの響宴

ラテルとアプロ、海賊課コンビの物語。前作が世界をあっちこっちと行き来して、キャラクターに'(ダッシュ)が付いたりとわりと大変な物語だったんですが、今回は…えーと。世界の行き来のようなものはなかったけど、野球と言う名の乱闘騒ぎ(キャットファイト)をしたり、登場人物が猫になってしまったりとわりと猫づくしの作品でした。まあアプロはそのままなんだけどね。あ、ヨウ冥(相変わらず漢字が出ない)は別に猫ちゃんにはならないけど、出番少なかったなあ。もうちょっと読みたかった…。
なんとなく、人間から猫への変化のくだりは「膚の下」のような感じでもあるし、相変わらず現実も幻想も区別しない実際主義的な部分は健在で楽しめました。それにしてもアプロはずるかわいい。