最近観た映画とか

六月です。とっくの前に。えーと、なんか梅雨に入ってるぽいですね。梅雨とは無縁のところで長年暮らしていたので、1ヶ月くらいずーっと雨降ってて洗濯もの乾かない!って感じを想像してたんですけど案外そうでもないような。わりと晴れ間もあるし、雨も長くて二日くらい?しか続かないし、これはここ最近の傾向なんですかねー。まあジメジメしてるのはあんまり好きじゃないし、天パ気味なので湿度高いと髪の毛膨らんで威嚇している動物みたくなるし(してないんだよ!)いいことはなにもないから、むしろ梅雨っぽくない方がいいんだけど。

 それよりも今暮らしてるところが割と海に近いところなせいか、けっこう風が強くて傘をさしてると折れそうでちょっとこわい。ていうかさっそく折れたよ!ビニ傘だけど一瞬で持ってかれたよ!なんかさあ、やる気なくすよね、朝の出勤時に折れるの。心もバキバキに折れるぞほんとに。

 さてさて。映画もぼちぼち観てるんだけどここ最近、全然感想を書いてなかったなあ。というわけで、ちょっと忘れてるところもあるけどささっと残しておこうとおもいます。

 

[映画]ボヘミアン・ラプソディ

公開終わり頃に観たんだけど、もうBDとか出てるよね。クイーン、てまあ一応有名な曲くらいは知ってる程度でそんなにファンというわけではないから、主演の完コピがどのくらいすごかったのかとかはちょっと分からない。ので、どちらかというとフレディの生き方の方に注目して観ました。
なんだろうね、この人ラジオみたいだなと思ったんですよ。素晴らしい曲と歌を奏でるけれど、一方通行で聞く耳を持たない。それが彼の人生を方向付けてしまったような気がするんですよね
。でもあのライブ、オーディエンスとのコール&レスポンスが実現することによって、彼は一方通行ではなく、双方向のコミュニケーションを手に入れる。その時点で既に取り返しのつかないことになっているんだけど、それでもその通じ合うものを手に入れた、というのは救いなのかなと思うんですよね。

 

[映画]キャプテン・マーベル

アベンジャーズの最強の切り札、キャプテン・マーベルの誕生の物語。
正直に言うと楽しかったけどイマイチなところもあったかなあ。力を解放して抑圧してきた側をぶっ飛ばすシーンは最高に楽しかったんだけど、その力って彼女の中ではどういう位置付けになるのか見えてこなかったんですよね。努力をしたわけでもなく、アクシデント的に超人的な力を得る、というのはスパイダーマンもそうだしそこは許容できるんだけど、それを自分の中で消化する過程がよく分からなくて。抑圧されてきた鬱憤を晴らすためだけに力を行使するのって、なんか理由として軽すぎない?なにか彼女の個人的にここだけは絶対譲れない、っていうヒーローぽい部分が見たかったなあ。親友とその家族や追放された一族を守りきる、っていう目的はあったと思うんだけど、なんだか成り行きでそうなった感じがしてそこに至る意志がよく見えなかったんだよね。
でもキャプテン・マーベル、クールでめっちゃ強くてすごく好き。

 

[映画]アベンジャーズ エンドゲーム

初日に駆け込みで観た座席が最前列の端っこで、斜めから見上げてたので後日正面から向き合いました。
MCU11年目の集大成。

 まずは私の推しが!ホークアイさんが!日本に来てた!うおおおお!すごくビミョウな日本語だったけど!
いやーうれしい。ほんと前作は一切登場してなくて観終わった私の心は粉々になっていたけれど、ホークアイさん復帰してくれました。あんまり弓使ってなかったけど!
彼は単独映画もなくて他作品にちらっと出ていたりアベンジャーズだけの出演なんだけど、それでもここまで好きになってしまったすごいキャラクターなんだよね。

 さて。アイアンマンから追いかけ続けて気がつけば11年です。ちょいちょい観てなかった作品もあるんだけど、なんとなく分かるネタもあったりしてそんなにポカーンとすることはなかったかな。あーでもキャプテン・アメリカはちゃんと初作から観ておけばよかったかも。シビル・ウォーだけは観てたけど。まあそれを言ったら全部見ておけ、という話だけどね。
そんな彼がかける号令にはほんと鳥肌が立った。あんなに盛り上がってるところで、ねえ?あの怒涛の展開はやっぱり大きなスクリーンじゃなきゃだし、公開初日の一番熱い雰囲気で観られてよかった。途中、笑いが起きたりしんみりしたりと劇場全体で一体感があって。みんな、マーベル大好きだな!私も大好きだよ!