2022年のこと

さてさて今年もこの記事にたどり着きました。

もう年頭の記憶なんてだいぶ薄れてるけど、がんばって思い出しつつ振り返ってみます。

 

まずは大学のこと。

ぼちぼちペースで取ってきた単位も残すところあと少しとなりました。今から学歴をなんとかしたところでお給料は上がらないけど、もうちょっと詳しく知りたい、ってのは満たせたのかな。SFでおなじみの量子力学を知りたくて古典物理からみっちり数学も併せてやれたのはとても良かったし、それで難しめの本を読むようになったしね。まあ理解できてるかといえばアヤシイけど(笑)、ここから別の知識につながっていく土台を少しだけ上げられたのは良かった。

と、まあなんだか卒業確定したみたいな書き方になってるけど、これから最後の試験あるんだよな(笑) まずはそこをがんばらないと。

 

この本、学部生向けの授業を元に構成してるらしくて、理論の積み重ねに筋が通ってて分かりやすかった。途中までしか読めてないけどじっくり読みたい。

 

 

 

生活のこと。

生活は大きく変わりばえはしなかったかなあ。でもそろそろ引きこもりにも飽きてきたので、ちょっとした旅行をしたりイベントに出かけてみたりと、インドアながらじわじわと外へも動き出した感じでした。忙しくて行けなかったけど、文学フリマとかも行きたいんだよな。

そうそう、少し前からブログの読者登録を積極的にやってていろいろな方の記事を読むようになりました。ダイアリー時代からはてなブログ歴長いんだけど、こんな機能もあったんだね(笑) リアルでもネットでも、今は気持ちが「外」に向かってるのかも。

 

さて、最後に趣味のこと。

毎年恒例、映画、本、ゲームのそれぞれの「今年の一本」を決めつつ振り返ってみます。

 

まずは映画。

このブログ、プロフィールにもあるけど映画の感想を主に書くっていう趣旨なのに全然映画観てない。。うーん、気になる作品はいろいろあるんだけどなあ。

一方でサブスクで観たりすることもあって、鑑賞スタイルが変わってきてるんだろうね。

ちなみに今年サブスクで観た中で印象的だったのは、「羅生門」と「秋刀魚の味」どっちも古い映画だけど、時間の感覚や映画の空間の切り取り方が今とは違ってて面白かったなあ。

 

 

 

まあ前置きをしたけど、今年の一本はこれ。

「LAMB」

 

強い風が吹き渡る曇天の空と、ノオミ・ラパスさん演じる母親が子の名を呼ぶ低い声が印象的でした。

 

お次は本。

今年もなんだかんだとSFを読んでたなー。サイバーパンクSFで有名な「スノウ・クラッシュ」はなんで今まで読んでなかった!?ってくらい面白い作品だったし、小川一水さんの「ツインスター・サイクロン・ランナウェイ」の続編も良かった。雪風の新作も期待以上だったしね。

 

 

 

 

 

 

だけどやっぱり今年一番の本はこれ。

プロトコル・オブ・ヒューマニティ」

 

 

無機的な機械だけでなく有機的な人体をもモノとして見出した視点と、人と人の間にある手続きを「モノ」を通して浮き彫りにする、そのまさに彫り上げていくような地道な手つきが素晴らしい作品でした。良かった。

 

最後はゲーム。

今年もメジャーなタイトルを中心に遊んでたけど、サイバーパンクねこちゃんSFな「Stray」とか、インディもわりといいなと思えた一年でした。しばらく気になる作品のリリースはなさそうだからいろいろ探してみようかな。

 

そういやこの前、プレイステーションから今年のサマリーが来てました。これですな。

 



。。見なくても分かってたけど、ちょっと引いたわ。この時間の十分の一でも学業に充てたらいいのに。それにしてもフロムさんとこのゲーム、ほんと時間が溶けてくね。恐ろしいわ。。

というわけで、今年の一本は文句なくこれです。

 

 

 

さて、そろそろ締めのご挨拶。

今年もブログはほぼ月に一度しか更新できなかったけど、なんとか細々と続けてきました。

もうここは自分にとってのセーブデータなんだよね。ゲームのと違って前回からの続きを時々忘れそうになるけど(笑)、できる範囲内で続けていけたらいいなと思います。

 

ここにちょっと立ち寄ってくれた方も、なんかたまに見てるなーという方も、良いお年をお迎えください。

それではまた来年〜。