最近のこと

さてさて月に1度のブログの更新です。

 

前回からの振り返り。

そういやここ1ヶ月、気温が急に上がったり下がったりで大変でした。幸い仕事も暇な時期なので疲れもそんなにためずにいたせいか体調は崩さずに済んだけど、エアコンを暖房にしたり冷房にしたり、服を厚めにしたり薄着にしたりと数日おきにコロコロ変わるし、季節の変わり目なんですかね。着るものに困るからそろそろ安定してほしい。。

 

それとワクチン接種3回目でした。2回目はわりと副反応が強かったけど、3回目はさすがに慣れたでしょ3回ともモデルナだし、と思ったらわりと早めに反応が出始めて寝てる時に悪寒と発熱と関節痛がきてなかなか大変でした。。まあでも2回目よりかは手短におわったかな。そうそう副反応出てる時に小説はちょっとツライなあと思って、漫画を読んでました。

 

 

この漫画家さんのギャグ好きなんだよな。主人公ホノオくんがプライドをずたずたにされた時に叫ぶ「ギャアアア!」が最高です。

 

大学のこと。

今学期の授業が始まりました。仕事も今は残業もないし時間はたっぷりあるはず、なのになぜかゲームに没頭してしまって既に遅れてます。。もーなにしてんの、後で試験の時に困るの自分なのに。。

今期の文系は文学批評を取りました。文学と言っても小説だけでなく詩とか映画も含むし、批評もいろんな手法を学習するらしいのでなかなか面白そうだなと思ったんですよね。このブログも初期はがんばって批評とか考察ぽいことをやろうとしたけど難しくて、表面的な感想しか書けてないもんな。。いつも楽しく読んだり観たりしてる作品の読み方に幅ができたらいいかなと思って。

 

読んだ本とか。

全部というわけではないんだけど「動物農場」を読みました。

 

いろいろ短編が入っているけど動物農場だけ。絵柄はかわいいけど社会風刺を込めた皮肉な視線で動物たちの支配と被支配の関係を描いた作品です。というかこれもそうだけど同作者の「1984年」とかも内容を思い出すと、フィクションとして興味深い部分ももちろんあるけど、「なんか笑えない」感じになってきている今の状況をひしひしと感じるようになりましたね。。

 

コミックは「ドゥームズデイ・クロック」を読みました。

 

 

前作、ウォッチメンの続きというかマルチバース的な作品。今作ではDCの様々なキャラクターが登場して楽しいし、スーパーマン作品に関連したメタフィクションとして盛り込まれているSFネタもなかなか良かったし、オリジナルのキャラクターではメインをはるパントマイム演者とマリオネット使いの夫婦が面白かったな。ジョーカーの悪ふざけとすごく合ってて。フルカラーのコミックならではの、見開きの大きなコマとかこれだけでアート作品のようなところも見応えがありました。映画ともちょっと違う、1コマや1カットをじっくり堪能できるところがコミックのいいところですよね。

 

ゲームは前回の記事からずっとエルデンリングです。あ、ちなみにここでは感想だけで有益な情報はなにもないです。

最初は敵が強すぎて全然勝てないしすぐに飽きるかなあと思ってたのですが、オープンワールド系の面白さである探索がすごく作り込まれていて、しかも敵を倒さなくても探索だけなら先に進めてしまうゲームデザインでそっちにのめり込んでしまってました。

いやーこれはダメだ。ハマる。この先どうなってるんだろう、とかあそこの謎の仕掛けはどうしたら動くんだろう、とか延々と歩き回ってしまう。当然、先に進むと敵も強くえげつなく(笑)なっていくのですが、フィールド上なら走って逃げ切れたりするんですよね。「逃げ足の放浪騎士」って二つ名で呼びたいくらいだ。

80時間以上やってて物語上の進捗ずっと0%だったので、いかに敵と戦わずにほっつき歩いて遊んでたかが分かるとおもいます。あ、ちなみに昨日かな、ようやく最初のボス敵を倒してちょっとお話が進んだみたいです。。

まだまだ埋まってないマップもあるし、探索がおわってない洞窟やら墓場やらもたくさんあるのでしばらくハマりそうです。まあここまで遊べるならやっぱり買ってよかったな。

最近のこと

この前までぽかぽか陽気だったのにここ数日はなんだか寒いですね。

まあ花粉は絶賛飛散中だし道路沿いに菜の花も咲いてるし、人間世界におかまいなしに季節は進んでるみたいです。

 

さて、ここ1ヶ月のことのふりかえり。

大学は休校期間なので勉強はお休み、といきたい気持ちもあるけどこれまでの復習をしときたいなあとも思いつつなかなかできてないです。こういうのは一気にやるんじゃなくて毎日ちょっとずつ習慣にしていくのがいいんだけど、なかなかねえ。。あーやんなきゃなーとテキストを横目にPS5の新作ゲームやってたり。ああダメな大人。

 

仕事の方はひと段落ついたみたいです。去年の暮れくらいから「終わったか!?」「まだだっ!」「今度こそっ!」「いやまだだっ!」「もう勘弁してー」「まだまだー」みたいなことを繰り広げていたんですが、ようやくエンディングが見えてきたようです。なんかもうゲーム終盤のボス戦みたいだよ。そしてエンディングの後で次回に続く伏線が入るんだきっと。。

 

ゲームつながりで、PS5の新作ゲーム「Horizon Forbidden West」とエルデンリングを始めました。ホライゾンの方、日本語で呼ぶの難しいんだよな。フォビッデンウェストって言いにくいから、新作とか2とか呼んでます。どっちもオープンワールド系のアクションRPG。ホライゾン2の方は続編ということもあって、過去キャラの登場がうれしい。そうそう王様、ちょっと主人公に気があるんだよねーとか思い出したり。新キャラや新しい局面がどんどん出てきて、ストーリーにさらに奥行きが出てきて先を進めていくのが楽しい。それにあの世界がまたいいんだよね。廃墟となった文明の痕跡を当時を想像しながら歩いたり登ったり飛び移ったり。そういう行動がちゃんとストーリーにつながっていくところがこのゲームの醍醐味なんだよね。

 

もう一つはエルデンリング。めっちゃ死ぬゲームをリリースする会社として有名なフロム・ソフトウェアさんの新作です。前作の隻狼(せきろう)も結局クリアできてないから今作もあんまり気張らずに楽しめたらいいな、くらいの気持ちで始めました。いやーやっぱ気楽にやると死ぬね(笑)当たり前だけど。敵が強いのは前提としても、ただ探索をしていくだけでもビジュアルやフィールドのデザインが美しくて飽きないんですよこれが。全然レベル上がってないのにすんごい遠くまで行って死んで帰ってくる、を繰り返してます。レベル上げなさいよ。リングとのことなので、なんとなく初めは指輪物語ぽい感じなのかなと思っていたけど、どちらかというとアーサー王伝説とかそっちの方のお話ぽい?

どこまで進められるか分からないけど(多分王にはなれずに放浪したままになりそう)、あの世界の魑魅魍魎と戯れたり草原をぽくぽく馬で走り回るつもり。

 

 

最近読んだ本とか。

そういや前回忘れてたけど、「ウィッチャー短編集1最後の願い」読みました。

 

1話ごとの短編なので登場人物も少なめで筋も追いやすくてゲームとかドラマから入った人にもちょうどいいかも。ドラマのシーズン2にも掛かるお話もあるし。

ゲラルトが初めて登場する「ウィッチャー」。怪物になってしまった王女の呪いを解く、王道の怪物退治の物語の裏にある歪な人間関係が興味深いし、ウィッチャーとしてのゲラルトを印象付ける一作でもあるんですよね。で他の短編を読むと、仕事に徹しようとする冷淡さを持ち合わせながらも、善悪の曖昧な境界で貫こうとする個性もあり、後の恋人となるイェネファーに魅了される一人の男性でもあり、ゲラルトというキャラクターの多彩な面が垣間見られる一冊になっていると思います。最後の願いの後日談はゲームの方のクエストにもあったような。

 

ドラマの方もシーズン2に入りましたね。王女という生まれでさほど苦労したことがなかったシリラも様々な苦境やゲラルト以外の荒くれ者のウィッチャーと接することでどんどん逞しくなっていくし、イェネファーとも合流していよいよ主役もそろい、対するワイルドハントやニルフガードの面々もそろって盛り上がってきました。まあそんな中で吟遊詩人のヤスキエル(ゲームや小説ではダンディリオン)が飄々とお気楽に一行に加わってて楽しい。どこでも歌っちゃうのほんとに根っからのエンタテイナーなんだよなこのキャラ。

 

えーとちょっと話題を変えて。

去年公開された映画「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」でそれまで主役ジェームズ・ボンドを務めていたダニエル・クレイグが今回でこの役は最後とのことで、次のジェームズ・ボンド役がまだ発表されていないんですよね。で、この前ちょっとこの短編を読み返していて。

この中の「From the Nothing, With Love」というお話、作中には言及はないんですがこれ007のシリーズをメタ的に捉えたストーリーになっています。「ハーモニー」に近いものもあるので気になった方はぜひ。この中で歴代の007や次のジェームズ・ボンドに言及しているところがあって、ジェームズ・ボンド役が空席の今読むとちょっと格別の読後感があるんですよね。あんまり書いちゃうとネタバレするんだけど。

「ノー・タイム・トゥ・ダイ」は今までの007からは路線が少し違う「らしくない」映画だったと思うんですよ。ワンパターンのスパイ映画をアイデアにしたこの短編と、そこから脱却しようとしているように見える映画。伊藤さんならきっとこの変化からでもアイデアを思いついていたかも知れませんね。

最近のこと

あっという間に2月も末ですね。うう、1ヶ月早いなあ。。年明けから仕事が立て込んでてめっちゃ忙しかった、と言うか今も何かと残業続きでなかなかにしんどいです。

あーイヤになっちゃうよ。

今回のプロジェクト、やることが裏目に出たり肝心なところで突発的な問題が発生したりして、チームの中でも「もしかして呪われてる。。」みたいなことが囁かれて、と言うか主に言ってるのは私なんだけど、しかも囁いてないし割とデカめの声で「これ呪われてますねー!」って言っちゃってるし。

まあ実際はそんなわけなくて準備とか調査とか設計とかしっかりせい、と言うだけのお話です。あーもー。

 

さてさて、気を取り直して先月からの振り返り。

 

えーと大学、単位は全てゲットだぜ。文系科目も予想より好成績で良かった。いよいよ理系科目は来期、量子力学を取ります。このためにこのコース選んだんだよね。これまでの物理、ちょっとは復習しておかないとなあ。いよいよラスボスに挑むかんじ。

 

ちょっとだけ家族のこと。このブログではあまり書かないトピックなんだけど、今書いとくべきかなと。

ちょっと前に家族が新型コロナウィルスに感染しました。いわゆる高リスクだったので即入院となり、入院当初は高熱も出たのですが特に重症化することなく隔離期間を終えて退院しました。

入院した家族と同居してた方は幸い陰性だったんだけど、濃厚接触者でしばらく外出できなくて近くに住む親戚に買い物をお願いしていたみたいです。ネットスーパーもやってみようと思ったけど、登録に数日かかるのとちょっと難しかったらしく。。

曰く、「ネットスーパー(もしくは宅配)は普段から使ってた方がいいよ」とのことでした。

離れて暮らしていて感染はこっちの方がひどいからウカツに帰るわけにも行かなくてモヤモヤしたけど、とりあえず元気になって良かった。いやー感染者や入退院者の数字は毎日報道されてるけど、近しい人がその中の1になるとビックリするね。

まあそんなわけで一時大変でしたが、皆さんもホントにお気をつけて。

 

では今月読んだ本から。

 

ツインスター・サイクロン・ランナウェイ2

 

ガス惑星周辺で資源となる「魚」を漁船(宇宙船)で獲る漁師たちが暮らす世界で、漁船を操舵するツイスタのダイオードと、網打ちのテラのコンビを中心に漁師たちの属する氏族や世界の謎が絡むドタバタ漁業?百合SFの第2弾です。

 

いまいち百合ってとこにピンと来ないんだけど、この二人はすごく見守っていたい気にさせるんですよね。直情型で天才肌のダイオードとおっとりしてるけど幅広い知識と突飛な発想が豊かなテラの、デコボコしてたりとんがってたり柔らかく受け止めてたりするところがすごく楽しくて。何ていうかお母さんみたいに?幸せにおなり、って読みながらずっと思ってたわ(笑)

今作ではライバル?なキャラも登場し、相変わらず二人の前には理不尽な世界ががっしりと立ちはだかっているんだけど、そこを真剣にでもユーモアも忘れずに飛び越えていこうとするところがいいんだよね。

そんな理不尽な世界の中でも綻びがあって、実はいろんなことを考えている人がいて、よくよく目を凝らして見るとこの二人だけじゃなく、明確にあるいは暗黙的にその「世界」に苦しんでたり違和感を感じていたりする人がいてそういう広がりが感じ取れたのも良かった。

それと今作はSF的に電磁場の物理が出てきて、今期の大学でまさに電磁場やってた偶然に震えた(笑)大学入って良かったことの一番の理由かも知れない。SFが楽しく読めるようになることって。

 

あと読みながらグレッグ・イーガンの直交三部作をちょっと思い浮かべました。直交はガリガリのハード物理SFなんだけど、ジェンダーに絡んだSFの側面もあって。ジェンダーに絡む理不尽の性質はどちらも似た感じなんだけど、向かう先が全然違ってて面白いんですよね。直交の方は科学技術の発展をベースにそれぞれの役割を見出していく方向だし、この作品はどうなのかな?個人の理不尽が「世界」の理不尽へもう一段階上がるような感じがしていて、そこの展開が今後楽しみですね。あ、でもあくまでお話は「二人」のものであってほしいなあ(いろいろわがまま)

 

まだ謎も残っているようだしこの二人の冒険もまだまだ読みたいです。

あけましておめでとうと最近のこと

あけましておめでとうございます。

いやー年明けからいきなり忙しくってワーワーしてたらもう一月終わっちゃうよ!

まだちょっと忙しいけど、今年もなんとかこのブログを続けていきますのでよろしくです。

 

さて、年末年始は久しぶりに実家に帰ってました。お正月はなかなかの冷え込みだったんだけど、ストーブをがんがん焚いてる実家の方があったかかかったな。エアコン暖房もまあそこそこあったかいけど、芯からあったまらない気がして。まあエアコンはいちいち灯油買いに行かなくて良いから便利だけどね。

実家では久しぶりに家族で集まったので写真でも撮ろうかという話になって写真を撮ったんですが、タイマーが分からなくて2秒設定にして撮ろうとしたら全然間に合わなくて、見事にブレブレの写真が出来上がりました。家族の中で私だけ時空を超えた存在みたくなったわ(笑)

初詣のおみくじは大吉でした。幸先いいなあ、とほくほくして戻ってきた後、電気屋さんに寄ったらなんとPS5が偶然入荷していてやっと買えました!やったー!ここで全ての運を使い切った気がする(笑)もう今年の残りはドブとかにハマらないように気をつけよう。。

 

それと中旬からは大学の単位認定試験でした。今回は理科系はそこそこできたんだけど、意外と文系科目が難しくて、こっちはわりと得意だから油断したなあ。。一応合格点取れてると思うけど、ちょっと危ないかもしれない。。油断大敵。

 

さて、いつも通りここ1ヶ月で読んだ本とかを書き残しておこうかな。

読んだ本

三体3 死神永生(下)をようやく読み終わりました。

 

いやーすごかったね。ネタばれするからあんまり言えないけど、ド直球のSFだったなあ。SFの醍醐味って科学を基盤にして見たことのない世界を見せてくれることだと思うんだけど、時間と空間のアレやコレやのイメージがすごく良かったな。なんというか、下巻の中盤に「絵画のような」シーンがあるんだけど、なんというかこの物語はここに到達するために用意されたんじゃないかと思えるような、そんな物語の高まりとシンクロしたシーンがすごく印象的でした。

あとこの三体、ドラマ化するらしいんだけど映像化の前に読み終われて良かったな。これで心置きなく観られるぞー。楽しみ。

 

最近みたドラマ

私の推し、アベンジャーズの中でもあんまり目立たないけどめっちゃカッコいい「ホークアイ」のオリジナルドラマを観ました!このためにディズニープラスに入ったよ。

いやーこのキャラとこの役を演じているジェレミー・レナーさんがホントに、まじでカッコよくて一気に観られなかった。。1話ずつじっくりと堪能しました。なんていうか冷水に飛び込む前に心臓マッサージするみたいな感じだったよ(笑)

さてさて、お話はコミック版がベースぽくて、若い「ホークアイ」が登場してクリスマス直前の賑やかなニューヨークを舞台にホークアイがめっちゃカッコいいというね。。うう、カッコいいて何回書いてるんだろう。。

えーとちょっと冷静に感想を書くと、コミカルな面もありつつMCUに繋がるシリアスな部分も丁寧で、何より家族を大事にするクリント・バートンとしての表の面と、アベンジャーズホークアイとしての裏の面がきちんと描かれていてドラマとしても完成度が高いなあと感じました。特に若きホークアイことケイトとのやり取りは、年頃の女の子を危険な目に合わせるわけにはいかないと思いつつもその才能や努力をちょっとずつ認めていく過程が二人ともすごくいい空気感が出てて、いやーホントこういうのいいよね。。尊いというやつだよ。。

キメのシーンもたっぷりだったし、何より映画版ではなかなか見られない笑顔やちょっとだるそうな表情とか多彩な面が見られてホントにありがとうございます。

なんだかもう変なことばっかり書いてしまうからこれで最後にするけど(笑)、

ラストでケイトを自宅に招くんだけど、あのシーンに原作コミックのエッセンスを感じました。コミック版で息子を亡くした老人の元へ、電話ではなくクリントは直接その死を伝えに行くんですよ。電話を切ったら一人になってしまうから、と。なんかその優しさが、クリスマスのニューヨークで一人になってしまったケイトを気遣うところに出ていたんじゃないかな、と思うんですよね。

というわけで、コミック版もちょう面白いから興味ある人は読んでみて下さい。

ドラマとはもうちょっと違ったクリントとケイトが見られるよ!

2021年のこと

さて、年末のこの時がやってきました。
今年もこのブログはあんまり更新できなかったけどやれる範囲でなんとか続けてきました。
だいたい月に1回のペースなのでかなりざっくりした記録でしかないけど、ちょっとでも心動いたものとかうれしかったこととか、そういうのを書き残せたのは良かったかな。

さて。年に一度のふりかえりです。映画、ゲーム、本から今年の一本を選ぶというもの。わりとこの案、気に入っているんだよね。

 

2021年の本

今年はわりと本を読んでたかなあ。まあ読むのが遅いから何十冊、という訳には行かないけど少ない冊数でも夢中になって読んだ本が結構あった気がします。
さて、今年の一冊はコレ。カズオ・イシグロのクララとお日さま。

 

これを読む前に同作者の「忘れられた巨人」を読み返してたんだけど、ほんと読みやすいというか続きが気になってページを捲らせるのがうまいというか。
一気に読んでしまった一昨でした。
AIもののSFはよく読むけど、そういうものとは少し違っていてAIクララの視点で描かれる世界や心象風景が独特で、でもそこには何かノスタルジーのようなものもあって。
クララが見つめる人間たちのいろいろな面もとても興味深くて面白い作品でした。


2021年の映画

今年はあんまり映画館に行かなかった、というかちょっと感染も怖くて行けなかったなあ。それでもDUNEやノマドランドなど、とても良い作品に出会えた年でした。
さて、今年の一本は。「007 ノータイム・トゥダイ」

 

007をちゃんと見始めたの、ダニエル・クレイグジェームズ・ボンド役を努めてからのような気がする。それまでの作品もそれなりに見てたけど、しっかり映画館まで
出向いて見たのは彼がボンドだったからだと思うんですよね。そのクレイグ版ボンドの集大成的な作品です。これまでの007とは違うところがあって、あまり「らしさ」は
ないかもしれないけど、クレイグ・ボンドの終わり方としては本当に最高のものを見せてくれました。


2021年のゲーム

実は3月くらいにPS4が故障してしまって、いったん初期化したんですよね。それから少しゲームからは離れてしまって。でもPS5はどーしても欲しいし、やりたいゲームも
あるから熱が冷めたわけではないんだけど。
というわけで今年のゲームではないんだけど、去年から3月くらいまでずっとやり続けていたコレ。サイバーパンク2077

 

初期化するまでは女性主人公で2周目やってたんだよなあ。もちろん、サイバーパンクSFの「ニューロマンサー」に出てくるモリィを真似て、爪をバーガンディ(深紫色)にしたりね(笑)
単なる雰囲気ゲームではなく、選択肢や最後の演出まで含めてとても印象的だったし、もう一人の主人公ジョニーとの関係も起伏があってすごく楽しかったな。もう一回遊びたい作品です。


仕事の方はちょっと忙しかったのと大学の方はそこそこ順調だけどだんだん難易度も上がってきたのはあるけど、生活方面はあまり変化はなかったかな。
なんとかこのパンデミックを生き延びたみたいです。ていうか「パンデミックを生き延びた」ってすごいサバイバル感あるな。。

 

また来年も生き延びたり、楽しい作品に出会えますように。
それでは良いお年を。

最近のこと

ぼやぼやしてると年を越してしまいそう。

ここんとこはまあまあ普通の時間に帰れて、うちでゆっくりする時間が増えたのがうれしい。懸念してた忙しくなりそうなのも、ここまで来たら来年かなあ。そういや全然関係ないけど、先日図書館で本を借りたら返却日が来年だったよ。もうそんな年の瀬。

 

前回までの振り返り

えーと前回は、11月末かあ。ちょっとこの頃、体調崩しちゃってメンタルも何だか落ち込み気味だったんだよなあ。あんまりだるいからささっと病院行ってお薬出してもらってわりとすぐに回復しました。なんだか季節の変わり目が辛くなってきた。。

大学は10月、11月があんまり講義進められなかったから、12月はめっちゃがんばった。だいたい平日は1日に1コマ進めるのがやっとなんだけど2コマとかやったもんね。すごい、えらい。その甲斐あって年内に全講義の視聴を終われそうです。あとは来月の試験かあ。。

映画は観なかったけど、なんだか本はよく読んでたなあ。あんまり出かける気分でもなかったのもあるけど。

 

読んだ本のこと

スタニスワフ・レムのインヴィンシブルを読みました。

 

レムは「ソラリスの陽のもとに」(今は「ソラリス」で出てるのかな) しか読んでないけど、ソラリスがわりと好きなのでこちらも。

ソラリスと同様にすごくドラマチックなイベントが起きるわけでもなく、淡々と出来事が起きて人々はそれに翻弄されつつもどこか受け入れていく乾いた諦念があったり、それでも失わない人間的なウエットなものを描いているようでもあり、なかなか一言では言い表せない読後感が、すごく「レム」って感じでよかったです。

なんだろうね、ソラリスもそうだけど対話不可能な存在との遭遇が、人間的なものを炙り出していくところがいろいろ考えさせられて、終盤の主人公の行動とかもうそれは人間以外は多分しない行動なんですよね。知的とは何か、人間の倫理とは、ということをしみじみと感じさせるお話でした。あと脳内のイメージで色彩はずっと砂色なんだけど、途中のロボットと無機的な知的生命体との壮絶な戦いのシーンは、爆発の鮮やかな閃光に彩られてコントラストがとてもよかったな。レムの小説は、人が出てくるシーンはモノクロなんだけど、それ以外の風景がとても鮮やかなイメージがありますね。

 

次は風の十二方位。

 

寝る前に1話ずつ読んでてちょうどよく、なかなかに印象的な粒揃いの短編集でした。

寓話的なものもあり、SFぽいのもあり、どのジャンルともはっきりしないところが良かったなあ。なんとなく全体を俯瞰すると、「はぐれもの」が主人公の話が印象的だったかな。一人だけ生き残ってしまったクローン人間の機微を描いた「九つのいのち」、科学が危険視され迫害された天文学者と学のない人々との交流「地底の星」、安全と思われた惑星で思わぬ生命体と遭遇し周囲の人間よりも心を通わせた元自閉症の青年の話「帝国よりも大きくゆるやかに」などなど。どれも、ここじゃない、安易に理解して欲しくないと現状に違和感や絶望を感じている人々が主体のお話なんだけど、あまりひどいことにはならずに着地する優しさが良かったです。

 

最後は三体3上巻。下巻は読み途中。

三体3上巻の中盤から盛り上がって、ガーッと読んでしまって下巻に突入。なんだけど、そこからガーっとはいかずにまたちょっと停滞気味です。この三体、すごくノる時と全然ノれない時の波が激しくて、こういう読書感はあんまりないかも。お話がすごくドラマチックに盛り上げてくるんだけど、こっちが息切れしてしまうというか。

ただSFとしては、これはもう絶対に面白いやつなので最後まで読み切るとは思うんだけどね。いや、こんな中途半端にはやめられないわ。

そして三体を読んでいると、「天冥の標」がふわっと頭に浮かんでくるので、三体面白かったなあ、という人はこちらも好きかも?

 

さて、次は1ヶ月後、ではなく年末恒例の今年のふりかえりをする予定です。て、もう一週間後だわ。。

最近のこと

ようやく仕事の繁忙期から抜け出したみたいです。この後に次のやつが来るかもしれないんだけど、とりあえずここ最近はまあまあ普通の生活に戻ってきました。はーやれやれ。

 

前回までの振りかえり

仕事ばっかりであんまり趣味には時間割けなかったなあ。まあそれでもちょっとは観たり読んだりしてたな。大学の講義も週末しか進められなくて、これから追い上げて行かないと。今期は文系と理系を半々で取りました。文化人類学、いろんな文化をそれぞれ取り上げるのかと思ったら意外とAIとかSFぽいテーマを扱った講義もあって楽しい。さらっとクトゥルフ神話が出てくるんだけど、やっぱこれは読むべきかなあ。

 

観た映画のこと

横浜のフランス映画祭で上映されていた作品を観ました。フランス映画って、なんか難しいイメージがあるんだけど(主にゴダールのせい)、大学でちょっとフランス語もやったし、最近ネット配信の映画を見てそんな難しいものばっかりじゃないしなと思って。

『約束』(Les Promesses) Promesses、複数形ですな。単数では女性形なのか。

そこに掛かってるかどうかは分からないけど、約束の主体となる主人公の一人は女性の市長で、管理不能に陥った公営住宅の補償と存続をめぐり国と住民の間で奔走する、というもの。もう一人の主人公の秘書(こっちは男性だけど) との信頼関係や、自身のキャリア上の進退も絡んできてちょっと分かりにくい展開もあったけど映画自体にダイナミズムがあって面白かったです。あーそういやこういう系の映画って伊丹十三とかあったよな。。女性市長のバリバリ感も素敵だったけど、どちらかというと渦中の公営住宅出身の秘書の方が共感したかなあ。映画のような状況じゃないけど、私も実家が公営住宅だし、あのご近所感とか古くからの住人の連携とか、国も管理も異なるけどちょっと似たものを感じて面白かったです。

 

読んだ本のこと

すばらしい新世界

今さら感があるけど、ディストピア小説と言えば必ず出てくるコレ。ようやく読みました。いろんな作品で引用されているだけあって示唆的なところや気づきはたっぷりあるんだけど、自分にとってはちょっとお話が単調で読むのに少し苦労しました。まあでも単調に感じるほど他の作品でオマージュされてて見たり読んだりしてきてるっていうのもあるのかも。

後書きの方で作者自身も振り返っているように、結末や展開にもう少し奥行きがあった方が良かったかもとあるし、この「新世界」を俯瞰するような視点でも読みたかったかなあ。でも、この作品はずっと内側(壜の中)であるからこそ「すばらしい」んだよね。

さて、これでこの作品が引用されても「ああ、読んだよ」ってドヤ顔できるわ(笑)