そこでしか読めないテキストがあるっていうこと

はてなダイアリーっていうサービスが間もなく終了します。記事はそのまま後継サービスのはてなブログに自動的に移行されるそうで、たくさんのブログが読めなくなるってことはないみたいなんだけど。でもまあその前に、と思って久しぶりにこちらのブログを訪れていました。

 

d.hatena.ne.jp

 

こちらのブログもはてなブログに移行される、はず。だけど、まだそのまま残ってるぽいですね。コメントは移行されるみたいだけど、トラックバックなんかはなくなってしまうのかな?その辺りの詳細は分からないけど、ブログサービスならではのコンテキストってあったと思うんですよね。それが(全部ではないけど)保存されるのは嬉しい。

伊藤さんのこのブログは一部書籍化されていて、文字情報としてはある程度保存されているけどコメントなどは載っていないんですよね。まあ紙面とWebシステムじゃ全然違うし、しょうがないことではあるんだけど。

まあそれはさておき。

ブログを読むとコメントへの回答や、ネットの反応への私見がいたるところに見受けられてて、パブリックな文章を書くことへの覚悟みたいなものが息をするように自明だったんだろうな、と思うんですよね。文字で伝えるっていうことへの深い信頼というか。

一方でこれだけ文章が巧みなのに、2007年頃のトランスフォーマーの感想で「好きだから好きなんだもん!」て言い切ってて、このギャップがすごく面白くて。いや、この文章が出てくるまでに膨大な量のテキストで「好き」が埋め尽くされてるんですが、なんだか途中で臨界点突破しちゃったみたいで、こんなに文才ある人でも振り回されるんだなーと。

こういうの。

こういうのを書ける能力とそれが保存される場があって、そこに触れられたのはすごく幸運だったなあと思います。

もう少しだけ、こういう場が続きますように(そろそろはてなさんに課金でもしようかね。。) 

無限の住人を読み返してた

つい最近引っ越しをしましてね。その時に本とか漫画の多さにウンザリしたわけですよ。引っ越しで箱詰めした以外にも実家に大量に送りつけたし、なんかもう管理できてないんだよな。

で。そろそろ漫画を手放そうと思って、一番巻数が多かったこれを読み返してたんですわ。

 

 

いやー久しぶりに読んだけど、やっぱ面白いね!万次さんかっこいいし!やばいね、またたっぷり楽しんじゃったよ。ははは。

というわけでまたしばらく本棚に置かれることになりそうです。断捨離ってなんだ。

 

まあそんなことは置いといて。再読してみて、槇絵さんめっちゃ強いよなーと。ほとんど傷を負わずにばっさばっさと斬り倒していくんだもんな。で、それでいてあの最期がまた秀逸。剣士の存在意義が消えて行く時代に相応しい、幕引きだったんじゃないかな。なんか今回は登場する男女の組に注目して読んだ気がする。万次と凛、天津と槇絵、百琳と儀一、瞳阿と夷作とかね。共に闘ったり、守ったり守られたり、支えたり支えられたりとそれぞれの組の特徴がその二人の関係を表現しているようにも思えてね。

お話が終わってからずいぶん経つのに、一巻とか少し色褪せちゃってるのにずっと面白いまま、っていうすごい漫画でした。こんなん手放せないわ。

最近のこと

あったかくなってきました。

やっぱりこっちは春がくるのが早いよね。ていうか、北海道が遅いのか。まあいいや。寒い季節ももうおわりだーやったー、とおもっていたんだよ。けどね、なんだかくしゃみが出るし目がしょぼしょぼするし、鼻水もなんだか出る。。あれ、これはもしかして。

花粉症では。あー。なんなの。せっかく冬が過ぎていい季節だなーって、この前窓を開けたらめっちゃ花粉入ってきたっぽいぞ。天気いいのにご近所は洗濯物外に干してないのはそのせいなの…。でもこれが終わったらもう暑くなってくるんでしょ?

いったいいつ過ごしやすくなるんだ。これじゃ外出もできないよ。

 

という感じでここ最近は引きこもってました。映画くらいは観に行くけどね。そろそろカメラを持って散歩に行きたいなあ。なんかガスマスクみたいなのでもしないとだめかなあ。

天冥の標 10 青葉よ、豊なれ Part3

 

 

およそ10年に及んだ天冥の標、完結です。

完結のはずなのにお話がすごく躍動していて、ほんとに終わるのかってくらいやばかった。そうなんだよね、この物語、いろんなところや時間でお話が動いていて、それがあっちこっち繋がったり離れたり、大きな川の支流から源流まで全貌をずいーっと眺めたようなそういう感じなんだよね。なんていうか、ほんとにすごい物語だと思うこれは。(語彙が)

 

以下ネタバレ

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ファースト・マン

観てきました。

初めて月に到達した人類、ニール・アームストロングの史実を元にしたお話。

 

これまでいろいろと宇宙に関する映画を観て来ました。最近だと2001年宇宙の旅のリマスターとかね。なんとなく宇宙映画に共通するのは、宇宙に飛び出したぞー、とか地球と全然環境が違うぞーというような舞台を地球ではない場所に持っていった、というだけじゃなくて宇宙に出たら人類の精神はどうなるんだろう、外から地球を観たらなにか感銘をうけんじゃなかろうか、とかそういう精神性を強く内包する映画が多いと思うんですよね。まあスター・ウォーズみたいにぽんぽん宇宙に飛び出しちゃってる映画もあるんだけど。

2001年宇宙の旅では人間個人のライフサイクルと人類という大きな枠組みのライフサイクルが描かれていたと思うし、「メッセージ」では宇宙に飛び出さずに異星人の方から来ちゃうんだけど、その異星人の言語体系と接触することによって運命論的な視野を持ってしまった人間の心の在り方とか、宇宙に触れることによって人間はどう変わっていくのか、というテーマの宇宙映画が多いと思うんですよね。

 

で。この映画はというと、人類未到達の月の地へと赴く過程を描きながらも心はずっと地上にあるんですよね。この映画がホームビデオのような荒さと手ブレで繋ぐシーンが多いことからも、主人公の心はずっと地球、それも家族や知り合いというとてもローカルなところに常に在り続けている。え、宇宙に行くのにそんな普通の気持ちなの?なんかこう、哲学的な視野とかないの?だって、彼、ニールはあの有名な台詞を残した人物なのに。でも、そこがこの映画のすごいところなんですよね。こういう宇宙映画は初めて観た。宇宙映画でこういう描き方があるんだ!って。そして、ちょっとネタバレるから後半に書くけど、主人公のあの儀式は月でなければだめだったと思うんですよね。どこか地球の遠い場所ではなく。

 

 

 

 

 

 

 

 

ネタバレ

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最近のこと

ここのところわりと落ち着いた毎日です。いやーやっぱり毎日時間通りにきっちり終わってさっさと帰るって最高だなあ。ここんとこ定時上がりなんだーて親に言ったら「人間らしい生活で良かったねえ」と喜ばれました。人間てなんだ。

 

まあそんなわけで、ここ最近はやりかけのゲームをぼちぼち進めてたりしてるのですな。一つはウィッチャー・ティルズ 奪われし玉座。数年前に発売されたアクションRPG「ウィッチャー3」に登場するカードゲーム「グウェント」をメインに本編の少し前のお話が描かれてます。主人公はライリア&リヴィアの女王メーヴ。女王なのに前線でガンガン闘う、めっちゃカッコいい女王さま。腹心がまた冷静かつ忠実な男で2人のやりとりがなかなかいいんだよね。

戦闘は基本的にグウェントで進めて行くんだけどまだそんなに難しくない?かな。この手のカードゲームて他にやったことないけど、本編でもえらい苦手なんだよね。なんていうか先を読むってことがとことんできなくて。まあかなり簡単なモードだし、どうしてもダメな時はストーリー優先で戦闘をスキップできるみたいだし。とか言いつつ変なとこで意地はって「スキップは邪道!」とかやりそうだけど。。

 

ストーリーの方は所々でわりとえぐい(笑)選択肢が出てきたりして、まだ途中だけど本編みたいにマルチエンドなのかな?操作キャラが一国の女王だけに判断一つが国家の行く先を決めるようなところもあって、そういうところは本編の醍醐味を継いでる感じで楽しいです。そうそう、本編の主人公ゲラルトはよく自己紹介で「リヴィアのゲラルト」て言うんだけどリヴィアあんまり物語には出てこないんだよね。いつも「どこなんだろ?」って思ってたけど、ようやくリヴィアが舞台だよ。こういう本編を補完するサイドストーリーめっちゃうれしいな。

 

と、もう一つ。去年からぼちぼち続けてるモンスターハンター:ワールドに、なんとゲラルトが参戦!モンスター相手に「醜い化け物め!」(戦闘中よく言う)とかなの?と思っていそいそとアップデートしたら、使用条件のハンターランクとかいうのが全然足りてなくて未だにゲラルト使えてません。。モンスター狩らないでキノコ狩りとかばっかりしてるからかなあ。なにしてんだ。

まあそんなわけでモンハンもさっさとお話を進めてランクを上げなきゃいけないのでした。

 

あとウィッチャーの小説の方もぼちぼち読み進めてるし、ここんとこは中断してるけど本編も3周目やってたりしてしばらくはウィッチャー祭りが続きます。そういやネット配信でドラマ化するって話はどうなったのかなあ。ゲラルトがスーパーマンことヘンリー・カヴィルだったかな。まあこれは気長に待とう。

 

thewitcher.com

 

 

アクアマン

観てきました。

 

初出はジャスティス・リーグ、かな?いや、バットマンVSスーパーマンで1カットだけ出てたっけ。

というわけで、陸と海の申し子アクアマンです!いやー楽しいよね。すんごいデカい海獣はバンバン出てくるし、海の生物をデフォルメした乗り物とか渾身のイマジネーションでもって海底世界を丸ごと描くぞ!って意気込みがすごいし、陸の文明とは全然違う、ちょっぴり古風な文化や多様な種族もきっちり世界観を支えてるし、なんか観てて「ワー!スゴーイ!」ってなんだか知らないけど片言になっちゃうんだよね。

海で呼吸できるのおかしくない?って思うかもしれないけど、なんかこういうハッタリってお話の勢いと絵面のボリュームで押しきっちゃうんだよな。これはそういう映画だと思うんだよ。

 

で。今回のヒーローは半海底人のアクアマンことアーサーです。なんかもう見た目が既につよい(笑) 筋肉ムキムキだしヒゲだし決めるとこビシッと決めるし、もう文句なく強いキャラなんだけど、ちょっと優柔不断というかメンタル面では柔らかさを持っているキャラでもあるんですよね。なんかこう、とりあえずガンガン動いて上手くいったらおっけーガハハ!って感じではない。見た目そんな風だけど。

王になんてなれないよ、戦争になるから引っ込んでたい、血を分けた兄弟と戦うよりも話し合おうよ、とちょいちょい消極的な言動がみられるんですよね。そういうとこが外見とギャップがあってなんかおもしろい。あれ?わりと優しい感じ?て。

ちょっとだけネタバレすると、半分海底人のアーサーは海洋生物と心を通わせることができるのです!いやー日本にも魚が大好きなタレントさん居るけど、海外のさかなクンはいろいろスケールが違うなあ(違)

という特質もあってか、彼は積極的に闘争を好まないんですよね。弱気というより、なんだかのんびりさん?あんまり悲観的でもないし、のんきなのかなあ。でもいざ戦うとなると、とんでもなく暴れちゃう。その二面的なところがなんだか面白くてすごく身近な感じがして良かったな。

 

で、そんな主役とは逆に周りのキャラがわりとかちっと漫画的な存在感でバランスがいいんだよね。海底人としての技術を伝える師匠に、純血の地底人で技量も知略も優れたライバル、怨恨から執拗に付け狙う凄腕の海賊、強気で美しいヒロインとかとか。そういう周りがお話を駆動しているところも多々あって、ヒーロー1本でガンガン行くのも楽しいけど、こういう多様な展開なのも良かったな。でもこれってやっぱりキャラの配分が絶妙じゃないと難しいのかも。

 

それにしてもなんだか久々にスカッとする洋画ってやつでした。ちょっといい感じのシーンになると余計な爆発が入るのとか、無理矢理な感じも面白かったし(笑)

あと、敵役のマントがひらひらと漂うのがすごくカッコよかった。そういやDCはマントのキャラが多い?スーパーマン(マン・オブ・スティール)もマントがカッコいいんだよな。なんかそういう見どころも楽しかったです。