最近のこと

ここのとこはまたテレワークに戻りました。

うーん、やっぱりテレワークいいな。以前はごはん食べるテーブルでやってて身体がしんどかったけど、椅子とか机とか整えたからかなり快適だし、ゆっくりお茶飲めるのがいい。その代わり絶賛運動不足中だけど。。

 

それはさておき、ここのところ観た映画とか読んだ本とかを記録しておこう。

なんだかProにしてるのに全然使ってないんだよな。。

 

[映画]TENET

もう観たの随分前になってしまったけど。「インセプション」や「インターステラー」などでおなじみの、クリストファー・ノーラン監督の新作です。

コレ、公開当初は「なんだか分からないけどスゴイ!」って感想がよくTwitterに流れてきてて、あ、コレはあれだ面白すぎて語彙を失う系の、マッドマックスみたいなやつだ、と思ってあんまりネタバレしないうちにささっと観に行きました。

で、やっぱり。最後はなんだかよく分からなかったけど、爆発したり収束したり走ったり戻ったりしててスゴイ面白かった!(語彙)

なんなんだろう、SF的な基盤をガッチリ作っておいて、その上でド派手なアクションとちょっと懐かしい感じのスパイものをのっけた、食べたいものぜんぶでてきたプレートランチみたい(笑)美味しい、美味しいよう。

SF的な時間逆行の下りは、いま大学で物理やってて講義の中で「振り子のような運動は行ったり来たりしても違和感はないけど、物体が滑っていって止まる(摩擦熱が発生するような)運動は逆の運動を再現すると逆再生だと分かる、そういう不可逆性がある」って説明があって、その時はふーん確かにと思ってたんだけど、この映画観て「いやまさにコレ!これのことですか先生ー!」ってなったわ。エントロピー云々のところはまあちょっとフワッとしか分からないけど。。へへ。。

でも、そういう科学ネタを盛り込みながらお話は「核とスパイ」なんてとても古典的なスパイもので、あまり深く考えなくても「核で世界がやばいからスパイが頑張る」お話としても楽しめるんですよね。かなり雑にまとめちゃったけど。

なんだか久しぶりにパンフレットとか買っちゃったな。最後の方、なんだかもう逆なのか順なのか、疲れちゃってあんまり考えないで楽しんでしまったけど、パンフレットにはちゃんとどうなってるのか図解が載っててお買い得でした。もう一回観にいこっと。

 

 [本] はだかの太陽

アシモフの「鋼鉄都市」の続編、人間の刑事とロボットのパートナーが殺人事件を解決するミステリであり、ちょう有名なロボット工学三原則を踏まえたSFでもあるお話です。

ええと、前作の鉄鋼都市での熱血刑事ベイリと冷静なロボットのダニールのコンビがすごく楽しかったんですが、今作ではダニールの出番少なめでちょっと残念。

人間であるベイリが別の星系の今まで知られていなかった閉鎖的な文化を持つ社会と関わることで、人間の側の未熟さが顕わになっていく、そういうお話なのかな。SF的な部分は今読むと「まあそりゃそうだよな」と思う部分も多かったけど、ミステリ部分がなかなかに面白くて「文化的に身体接触を究極のタブーとする人間による殺人」なんて、これだけで普通に面白かったです。まあダニールのようなロボットだと犯人が瞬時に分かっちゃいそうだから、あんまり出さなかったのかなあ。うーん。

 

 

ちなみにこの人間刑事とロボットのパートナー、ゲームの「Detrot Become Human」のアンドロイド嫌いの刑事ハンクと高性能アンドロイドのコナーを想像しちゃうんだよな。こちらもロボット工学三原則とはちょっと違うけど、人と機械の関係をテーマにしたゲームですごく好きです。アシモフとかある程度参考にしてるのかなあ。

 

【PS4】Detroit: Become Human Value Selection

【PS4】Detroit: Become Human Value Selection

  • 発売日: 2018/11/21
  • メディア: Video Game