ここのとこ


ちょっといろいろあって更新あいてしまいました。この前の記事のままほったらかしにしておくとなんかアレだ、大丈夫かって感じですね(笑)


えーっと本もいろいろ読んでるけど中途半端に読んでて読了ってのがないな…。そろそろ年刊SF短編集が発売されるはずなので、その前に前年のを読み終わりたいですね。
あと、普段バラエティ見ないけどデラックスマツコとそのアンドロイドが出ている、「マツコxマツコ」は見てます。マツコ自身も面白いけど、マツコロイドの微妙な動きとか表情がすごい。すごく人間くさいというより、すごくロボットっぽい(笑)マツコ本人もよく見ると表情がそんなにバリエーションないんですね。なんだかそういうところがうまくトレースされているような感じです。でもロボットぽい。
この二人の掛け合いも見ててすごく不思議なんですよね。おお、SF。すごく、ふしぎ。マツコが主体となっているかと思えばマツコロイドがリードしている時もあるし、見かけ上は自分との対話が外部に出ている感じですかね。
それにしてもすごい時代だなあ。アンドロイドがバラエティに出てるなんて。
で、これを読み返してました。


ロボットとは何か――人の心を映す鏡  (講談社現代新書)

ロボットとは何か――人の心を映す鏡 (講談社現代新書)


マツコロイド制作者、石黒浩さんの著作です。これってその道の研究者が書いたノンフィクションなんですが、出来の良いSFと同じくらい面白いんですよね。いやー本物の天才というか、頭がいい人ってすごいこと考えるんだなあ。

「人に心はなく、人は互いに心を持っていると信じているだけである」

普段新書なんて買わないのに、この冒頭の文を見た瞬間、即買いしました(笑)
すごいな、意識とか認識を扱ったSFのテーマそのままだよ。マツコロイドも機械なのに「あたかもそこにもう一人が存在しているかのような」感じがするものね。目の前に本人が居るにも関わらず、そこにマツコ的な何かを勝手に感じ取っているんですよね。ロボットもすごいけど、人間の脳ってやっぱりよくわかんなくて、すごい。