2021年のこと

さて、年末のこの時がやってきました。
今年もこのブログはあんまり更新できなかったけどやれる範囲でなんとか続けてきました。
だいたい月に1回のペースなのでかなりざっくりした記録でしかないけど、ちょっとでも心動いたものとかうれしかったこととか、そういうのを書き残せたのは良かったかな。

さて。年に一度のふりかえりです。映画、ゲーム、本から今年の一本を選ぶというもの。わりとこの案、気に入っているんだよね。

 

2021年の本

今年はわりと本を読んでたかなあ。まあ読むのが遅いから何十冊、という訳には行かないけど少ない冊数でも夢中になって読んだ本が結構あった気がします。
さて、今年の一冊はコレ。カズオ・イシグロのクララとお日さま。

 

これを読む前に同作者の「忘れられた巨人」を読み返してたんだけど、ほんと読みやすいというか続きが気になってページを捲らせるのがうまいというか。
一気に読んでしまった一昨でした。
AIもののSFはよく読むけど、そういうものとは少し違っていてAIクララの視点で描かれる世界や心象風景が独特で、でもそこには何かノスタルジーのようなものもあって。
クララが見つめる人間たちのいろいろな面もとても興味深くて面白い作品でした。


2021年の映画

今年はあんまり映画館に行かなかった、というかちょっと感染も怖くて行けなかったなあ。それでもDUNEやノマドランドなど、とても良い作品に出会えた年でした。
さて、今年の一本は。「007 ノータイム・トゥダイ」

 

007をちゃんと見始めたの、ダニエル・クレイグジェームズ・ボンド役を努めてからのような気がする。それまでの作品もそれなりに見てたけど、しっかり映画館まで
出向いて見たのは彼がボンドだったからだと思うんですよね。そのクレイグ版ボンドの集大成的な作品です。これまでの007とは違うところがあって、あまり「らしさ」は
ないかもしれないけど、クレイグ・ボンドの終わり方としては本当に最高のものを見せてくれました。


2021年のゲーム

実は3月くらいにPS4が故障してしまって、いったん初期化したんですよね。それから少しゲームからは離れてしまって。でもPS5はどーしても欲しいし、やりたいゲームも
あるから熱が冷めたわけではないんだけど。
というわけで今年のゲームではないんだけど、去年から3月くらいまでずっとやり続けていたコレ。サイバーパンク2077

 

初期化するまでは女性主人公で2周目やってたんだよなあ。もちろん、サイバーパンクSFの「ニューロマンサー」に出てくるモリィを真似て、爪をバーガンディ(深紫色)にしたりね(笑)
単なる雰囲気ゲームではなく、選択肢や最後の演出まで含めてとても印象的だったし、もう一人の主人公ジョニーとの関係も起伏があってすごく楽しかったな。もう一回遊びたい作品です。


仕事の方はちょっと忙しかったのと大学の方はそこそこ順調だけどだんだん難易度も上がってきたのはあるけど、生活方面はあまり変化はなかったかな。
なんとかこのパンデミックを生き延びたみたいです。ていうか「パンデミックを生き延びた」ってすごいサバイバル感あるな。。

 

また来年も生き延びたり、楽しい作品に出会えますように。
それでは良いお年を。