スコット・ピルグリムのアニメが面白かったっていうこと

寒くなってきましたね。

今日、ようやく衣替えをしました。ていうか今頃って遅いわ。なんかぼんやりしてたら寒いなーとは思ってた。ちなみに北の方の出身なんですが、だからといって寒さに強いわけじゃないです。

 

さて。

ここんとこ週一の更新ができてる一方まあ今週は特に読んだ本の感想もないしなーとサボるつもりだったけど、そういやアレがあったなと思い出したので。

 

映画「スコット・ピルグリムvs邪悪な元カレ軍団」のスピンオフ?アニメ版?のアニメーション「スコット・ピルグリム テイクス・オフ」がネトフリに来てたので観ました。このコミックめっちゃ好き!

www.netflix.com

 

 

映画の方がもう13年前!?もうそんなに経つかー。アニメ化に便乗して↑の映画版もネトフリで観れるようになってて思わず見直しました。BD持ってるけどね。。やっぱり面白かった。

 

あらすじは優柔不断なスコット・ピルグリムが一目惚れしたラモーナと付き合い始めようとするも、ラモーナの元カレがなぜか格闘ゲームの如くスコットに挑んでくる、スコットの運命やいかに!?というお話。ゲーム好きの心をくすぐりつつ、なんだかヘンテコなロービートでちょっとだけキラキラなロマンスが心地いいラブ?ストーリー。

 

1回戦目のマシュー・パテル(インド系)が面白いのよね。クドイくらいの顔芸に後ろになにかよくわからない妖精を引き連れてて、強くてヤバそうに見えて弱い(一番手なので。。)面倒に巻き込まれたくないテンション低めなスコットに対して、バッキバキにゲージ上げて挑みかかるギャップも最高だし、本気出したスコットに一撃でやられるところも面白すぎて。

 

こんな最高に面白いマシュー・パテルですが、アニメ版ではなんと!?。。。とネタバレになるのであまり書かないけど、意外な展開にけっこう活躍の場があってこちらも良かった。

で、アニメ版の方はこのマシュー・パテル戦の勝敗を起点にして、パラレルワールドな世界が展開しラモーナが主にお話を主導していく方向へ行くんですね。映画版を正史のように扱いつつ、スコットvs世界(ワールド)の意味をラモーナ視点で解釈した世界線に突入、みたいな。そのわりにスコットがしばらく出てこないしどういうこと!?とか思ったけど、変な世界になったせいで映画版でほんとうざいキャラだったギデオン(実質ラスボス)がエモいことに(!)なってたり、意表を突く解釈が楽しかったです。なんだろうな、最近こういう実力者や権力者が負ける展開がすごく刺さるのなんでだ。

 

そういや、この映画(アニメも基本的に映画版の俳優さんが声をあててるらしいですね)なかなかに豪華キャストなんだよね。クリス・エヴァンス(キャップ!)にブリー・ラーソンキャプテン・マーベル!)が出てて、MCUだったら登場時点でお話解決しちゃいそう(笑)