MGS3 リプレイ

METAL GEAR SOLID 3 SUBSISTENCE(初回生産版)

アクションが苦手な人なのでEasyで２回クリアしました。
メタルギアソリッドだけど、メタルギアもソリッドも出てきません。
これは、メタルギアのオリジナルとなるシャゴホッド、そしてソリッドのオリジナルとなるビッグボスのお話。
そして、若き日のオセロットのお話でもあるのです。
いやー、オセロットのエピソードはずーっとニヤニヤしながらデモ観てました（笑）
リボルバーに開眼するシーンとか「いいセンスだ」とか。
１や２の悪役っぷりがなかなか良かったオセロットですが、若い頃はこんなだったのねえ。
そして若い頃からあくどいなこいつは（笑）。
声優さんが若手の方のようですが、すごく合ってて良かったです。
あのナルシスティックなしゃべりとか、若さ故のちょっと恥ずかしい感じとか上手く出てたなあ。
そしてビッグボスことネイキッドスネークですが、こちらもやっぱりニヤニヤするシーンがあって、
「これが後のあれかあ」なんて思って観ていました。
ソリッドが無口で暗いイメージがあるのに対して、オリジナルはどことなく人間くさく、喜怒哀楽がはっきりしてるイメージがありましたねえ。
キャラの作り方がそこはかとなく80年代風のちょっと行き過ぎなデフォルメを効かせたような感じ。
ただ、お話に絡むキャラの立ち位置は現代風の個人に帰結するような形になっていて、キャラのいろいろな面が楽しめて良かったです。
お話としては、うーむなんだろう。ものすごくMGSっぽくない言い方をするとラブストーリーだよなあ。
もちろんエヴァとの、ということではなくザ・ボスとの。
まぁ親子なの？っていうシーンもあるし、直球のラブではないところがまたMGSっぽいかなと。
ラブ…。似合わないなあ（笑）
まぁエンディングでMGS初のセクシャルなシーンが今回盛り込まれた訳ですが、
毎回虎の敷物で笑ってしまうんだよなあ。
まぁ映画007程度のエロ度なのでお茶の間でやってる人は気をつけた方が良いかもしれません。
それと今回シーンの演出にあの有名な海外ドラマの演出を取り込んでいる訳ですが、
最初はまあ「これ、24じゃん（笑）」と思ってしまいましたが、3Dのキャラクターにあの演出を使うと
コミックっぽい効果が出て面白いなあと思いました。
（自分が好きなものはパクリでも褒めてしまうダメな人です。）
地下水道からダイブする時の演出が良かったな。
一番良かったシーンは、ヴォルギン戦（シャゴホッド頭部に乗ってる）の前の二人で闘うぞーという所ですかね。
あの時流れてる曲と台詞がとても良くて、ボス戦への意気込みが盛り上がってとても良いです。
ていうか、最後にかけてボス戦と強制戦闘のラッシュが続くので、テンション的にセーブして中断できない状態に入るのが辛い（笑）
ほとんど殺さないで来てたのにあそこだけで3,40人は殺してるし。
アクションに関しては、自分的にシリーズ史上（MGSからね）一番難しい、と思います。
ウチのテレビがモノラル*1だっつーのも原因の一つですが（笑）
カムフラージュとかCQCとか新要素の使いこなしがまったくできなくて、辛うじてCQCの倒し投げ(?)だけは覚えてボス戦もすべてそれ一本でこなしました。
相撲レスラーか。
あとは、やり込み要素がまだ残ってるし（ケロタン探せない…）、デモシアターで出せてないデモがあるので、引き続き遊ぶかなあ。
スナイパーライフルとか全く使えない人なので、初回プレイのジ・エンド戦は危うく老衰死させるところでした（笑）
いや、それも観たいな。

*1:左右のどちらかに音が偏るとまったく聞こえない。音の奥行きは辛うじて音量の大小で分かる程度。