ティンカー・テイラー・ソルジャー・スパイ(新訳版)

ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ〔新訳版〕 (ハヤカワ文庫NV)

ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ〔新訳版〕 (ハヤカワ文庫NV)

映画「裏切りのサーカス」原作。ル・カレは「寒い国から帰って来たスパイ」以来でした。映画の中でジョン・プリドーの内面がちょっと読めなくて、それが確認できて良かったです。これを読むと映画はかなり小説の雰囲気を大事にしていたなあ。映画が映像だけで説明しようと試みるようなところがあったので内容を補完しながら、シーンを思い出して読みました。ちなみに映画の方は今話題の「ダークナイトライジング」のゴードンとベインが出てるんですよね。リッキー・ター(トム・ハーディ)のクチビルがセクシーで素敵でした。(どんな褒め方)