アクション映画スター勢揃いのお楽しみ映画弟２弾。
アクションって、やっぱり言葉にならないなあと思うのね。冒頭のジェット・リーの流れるようなアクション、ジェイソン・ステイサムの止めと動きのバランスが完璧な動き、スタローンの身体の底に響くような破壊力のパンチ、シュワルツェネッガーの無敵のガンファイト、ブルース・ウィリスの粋な修羅場のしのぎ方、そしてジャン・クロード・ヴァンダムの美しい蹴り。もう私が何を言ったってあのスクリーンのすごさ、面白さには叶わないのよ。そしてそれを昔からずっと続けてきた俳優さんたちの姿がすごくかっこいい。そりゃあもう、シュワちゃんもブルースもスタローンも老けた感じは否めないけど、それでも身体はって頑張ってる。俺らはもう骨董品ものだよなあとか笑い飛ばしながら、それでも面白いアクション見せるぜ！って気合いがひしひしと感じられてよかった。もうね、この三人が並んでアクションなんてすごい贅沢よ！これだけでこの映画の意義があるわ。そしてもう一人のスペシャルなアクション俳優、ヴァンダム。屈強さと柔軟さを同時に併せ持つ奇跡の役者。もうこの人の回し蹴り！すごくきれい。終盤の決戦でこの蹴りとスタローンのパンチが交差するところがもう熱い。こんなの他じゃあ見られないよ。
「ターミネーター」とか「ロッキー」のネタがちょこちょこ入っててけっこう受けてたね。シュワちゃんの「戻って来たぜ！」はよかった。それとチャック・ノリスが西部劇風な効果音とともに現れて穏やかな顔で敵チーム全滅させたりするところがものすごく面白かったなあ。何者なの、この人…。
