Final Fantasy 7 International

ゲームアーカイブスで購入。発売当時リアルタイムでやったんですが、話がよく分からなかったんですよね。で、今年やり直してみて、やっぱりよく分かりませんでした。まあキャラクターたちの個々の物語は、ゲームの選択や操作次第で詳細を知ることができなかったりするのでしょうがないかなと思いますが(主人公ですら何者かも結局よく分からいのは辛かったけど…)、その世界観はエコロジーをテーマにしていると思います。で、こんな震災のあとでそのゲームをやってみると、今必要なのはその後の物語だと思うんですね。もちろんそんな未来を予測することは重要ではないし、その当時のテーマとしてはとてもよく考えられていたと思います。けれど当時からこの現在までを飛び越えて来ると、星が救われた後、人々はいかに生きたかという物語こそ今は必要なんだろうなと感じました。
それと色々と誤解や曲解があると思うのですが(なにしろ上手く把握できてない)この主人公の物語は、そこら辺に居る一般人が特別な才能を持つ人間に打ち勝つまでの物語だったのではないかと思うんですね。ふつうの人が神という存在に近い者に対抗するために、どんな努力をしたか、どんな犠牲を払ってきたか。そういう話だったのかなと思います。あとはきちんとした原状回復を目指したファンタジーだなと思いました。
追記:
もう10年以上も前だったけどいろいろ覚えてましたね。忘らるる都市(だったかな…)や海底とか、当時印象に残ってたシーンはやっぱり今も印象的でした。忘らるる都市のあの滅びさって行く過程の都市というのが未だに好きなんですよね。