Indifference Engine


伊藤計劃さんの短編集から。まだやってもいないのにこういうのもどうかと思うけど、MGSVはこの作品を意識しているのではないかな、とふと思いました。人種というどうしようもないものを根源とする復讐の連鎖。この作品ではIndifference Engineという、人種の差、個性の差を均一化(Indifference)する仕掛けを投入するんですね。それが予想もしない方へと展開して行くところがとても面白い作品なんですが、もちろんMGSVにはそういうものは登場してないはずです。でも世界は均一にはならないけどスネークが世界中の暴力の中心になることで、均一化、それに近い状態になるのかもしれません。…ていうか、こんなこと書いていないではやくやりたいぐぬぬ


もうあれから5年になるのかあ。こうやって今でもちょくちょく読み返していますね。5年経っても。