ミッション・インポッシブル ローグ・ネイション


公開からかなり経ってしまいましたが観てきました。さすがトム様、こんな公開終了間際でもそこそこ観客入ってましたね。
さて。前作「ゴースト・プロトコル」でイーサン・ハント(トム・クルーズ)とチームの仲間たちが所属するIMFは解散…したかに思えましたが、それぞれが極秘に連携を取りながら秘密裏に存続している、というような感じ?今作はIMFの再起の物語でもあるようなんですが、なんだかいろんなキャラクターがそれぞれの組織に属していて、さらに黒幕と上官の顔がかぶるし、アレ?アレ?と思いながら観てました。うーん、まあトム様が女性を救う、というお話だったのではないでしょうか(てきとう)まあいいのよ、トム様はもうじゅうぶんかっこいいんだから。というか、ジェレミー・レナーですよ!ゴーストプロトコルからの続投で分析官を務める役どころなのですが。うーん、前作はストーリーへの絡みとお笑いのバランスが程よくてとてもいいキャラクターだったのに、今作はあんまり活躍の場面がありませんでした…。のおおお。
というか、今作はチームのなかでもひょうきんもののベンジー(サイモン・ペグ)がかなりいいキャラクターでしたね。前作でも緊張しいで、テンパってくるとめっちゃしゃべる面白キャラでしたが今作もかなり面白かったです。この映画、トム様が強すぎて危機が迫っててもあんまり危機感出ない、アクション映画的にちょっと致命的なところがあるんですが、その危機感成分はチームの面々、特に今作では一番弱っちい印象のベンジーがいい感じに煽っていたと思います。ほんとヤバかったよ、最後のシーンとか(笑)そのせいかブラント(ジェレミー・レナー)はハントほど活躍できないし、ベンジーに危機は持ってかれるしで、うーん物足りない…。見所は、ハントに裏をかかれて笑っちゃいけないところでぐっと笑いを堪えるところと、行方を探していたらどんぱちの真っ最中に車ですれ違って「あ…どうも」みたいになったところ、ですかね。ものたりなーい!