ピクセル


ゲームばっかりやってて映画もかい!という感じだけど、こちらも観てきました。ゲームのキャラクターを装った宇宙人が攻めてきて、ゲームおたくが立ち上がるお話。
ゲームなんかしてたってなんの役にも立たない。そんなこと、分かってるんだよう。でも楽しくてついつい遊んでしまうんだよね。そんなゲーマーが輝く瞬間なんて現実にはあり得ない。でもフィクションなら、とそういう映画でした。まあちょっとご都合的な設定(元ゲーマーの友人が現大統領だったり、偶然知り合った女性が兵器開発のスペシャリストだったり)にはついていけない部分もありました。ロマンスも少し雑というか、こういうナードな恋愛ものだったら「スコット・ピルグリム」の方が好きかな。
一方でゲームをしている時の体感はすごく巧く表現していたと思います。そう、パターンを読め!ゲーマーとしてのカンを信じるんだ!まあ、もうちょっとそれぞれのゲームのパターンを描いていても良かったかな…。スコアがぐんぐん上がるってだけの描写じゃなくて、どういう技で戦っているのかってあたりも見たかった。ってこれあれか、ゲーム系漫画の読み過ぎかなあ。パックマンの秒読み、ドンキーコングの樽の重量感、ゲームをしながらリアルに脳内で補完していた感覚そのままでした。もうねジャンプはあのくらい飛んでたよ、脳内では。
映画中では様々なファミコン時代のゲームキャラが登場してましたが、えーとネス(MOTHER2)居た?自転車でちょろちょろしてるところを撃たれたような。あと、現在のゲームもちらっと映ってて、多分「ラスト・オブ・アス」出てたと思います。ジョエルがめっちゃ襲われてた(笑)