インデペンデンス・デイ リサージェンス

観てきました。地球やばい系映画。
えーと前作は多分観たと思うけどずいぶん前のことなので大方忘れてました。確か大統領みずから前線に出ちゃうんだよね。将棋なら王将で駒取りにいくような感じでしょうか。将棋、よくわからないけど。それと人類滅亡の危機に瀕して、全人類が格差を超えて協調するという部分も見ものでした。
まあとにかく「こんな状況、映画(フィクション)の中でしか描けないよね」という夢物語なのですが、わりと興ざめすることなく見られるのはやっぱり破壊の表現が半端ないからだと思います。いやーすごいよね。ランドマークがぼこぼこ壊れていくの。そういえば予告編で「シン・ゴジラ」を観たけど、日本の特撮系映画もランドマークをよく壊すよね。見慣れた風景が巨大なものに破壊される。実際には絶対に観たくないものだけど、映画館の安全地帯から眺めるとそれはなんとも言えない魅力があって、それってやっぱりアトラクション的なものなんだろうな、と思います。私がゲームをやるせいかもしれないけど、視覚的にも展開的にもゲームのような部分がいくつかあって、なんとなくそういう方も意識しているのかなと思います。
あとちょっとした見どころとしては、一刻を争う状況なのに儀式を優先させるところ。ちょっとネタバレになるけど、もうそこまで敵来てるんだけど!って状況で大統領宣誓を真面目にやっちゃうとことか、なんか面白かったですよね。大統領が一人のパイロットに戻るのは簡単なのに、大統領になるには最低限の儀式が必要なんだなーと。
なんだろうね、生存競争の中で垣間見えた人間らしい(そしてどうでもいい)行動が妙に印象に残ったりして。そういう部分があるから、やっぱりこういう系の映画って面白いんですよね。