ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス

超仲悪いメンバーたちがぎゃあぎゃあ大騒ぎしながらなんだか銀河を救っていく、っていう楽しいアメコミアクションです。今作が二作目。一作目はレンタルで見た程度でわりと面白かったので見てきました。

いやーあれだ、ロケットが渋かっこいいのよ。見た目そのまんまアライグマのロケットはめちゃくちゃ言葉遣いは汚いし、わりと考えはゲスいし、グルート(木の妖精のようなキャラで「ぼくはグルート」しか言えない)のことは大事に思ってるぽいけど他のメンバーにはけっこう冷たい。でもそんな彼もメンバーがどうにもピンチだったり、銀河がどうしようもなく大変な時にはいいとこ見せるんですよ。んで、見ているうちにだんだんアライグマの皮の下に渋くニヒルに笑うおっさんの姿が見えてくるわけで。いやー私、かなりのおっさん好きだけどとうとう妄想するまでになったか。すごいな自分、気持ち悪いわw

というわけで今回はロケットが素晴らしかったり、時々リーダーの中二病が発症したり(あ、でもキャッチボールの件りはすごく良かったし、その後のパックマンは最高だった)、グルートがめっちゃかわいいかったり、ネビュラ(顔が青い)とガモーラ(顔が緑)の姉妹のエピソードがぐっときたりと盛りだくさんではちゃめちゃで楽しい映画でした。あ、そうそう大事なもう一人の顔が青い人ヨンドゥがストーリーの重要な部分を担っていて、ここも男気があってすごく良かったなあ。