イップ・マン 継承

いまをときめく(ときめくよね!)ドニー・イェン主演、実在の人物である葉問(イップ・マン)の物語です。映画はこれで三作目で過去二作も観ています。

まあなんと言ってもカンフー映画なのでアクションが素晴らしい。なんだろう、あの動きだけでもう既に十分な娯楽として成り立っているんですよね。ほんと見てるだけで楽しい。木型を相手に拍子木のような音を響かせながら詠春拳の型を鍛錬する場面も、チンピラ相手にばったばたと打ち倒していく華麗な動きにも心が躍る。そして今作ではボクシングという異種格闘技との対戦もありそれをどう攻略するのかとか、同種の詠春拳との対面とか、お、これはどうするんだ?という趣向も盛り込まれていて楽しかったです。いやーすごかったよ、詠春拳うしの戦いは。そもそも手数が多い、素早い動きが特徴の流派のようなんだけど、攻守が素早く切り替わっていく様が舞踏のようでした。受け手も正確に見切って受けないといけない、という緊張感がにじみ出ているようでしたね。
すばらしかった。