前回のブログから一ヶ月、仕事はそんなに忙しくなかったんだけど大学の試験期間があったりしてちょっと空いてしまってました。
試験はなんとか終わったんだけど、相変わらず数学と物理でちょう苦労したわ。ははは。。物理、苦手だけどやってみたくてこのコース選んだんだけど、やっぱり難易度高いなあ。あれだ、面白そうなゲームに手をつけたら予想外に敵が強くて進めない、みたいな感じ。まあもうちょっと攻略できそうなところからやってみるけど、ラスボス(量子力学)に勝てる気がしないな。。
で。結果は気になるけど試験も終わったことだし、ここ最近は面白いゲームも相次いでリリースされたし、連休はどこにも行く気がしないし、っていうわけでうちでゲーム三昧でした。なんだか梅雨も明けてなくてお天気もよくないしね。
The Last Of Us Part 2
前作もDLC込みでプレイしているくらい好きな作品です。謎の奇病によって絶滅しかけている人類の物語。
前作ではこのまま人類が滅びるのは必定ではないか、というようなかなり絶望的な終わり方をしていたのですが今作はその絶望の続き、というかそこからずっと続いている地獄のような世界が舞台なんですね。人間が暮らしていける「世界」が恐ろしく縮小されてしまい、そこから出ようとすると途端に凶暴化した感染者や人間の暴力集団が覇権を争う、無常の世界しかない。
まだ途中なんだけど、この物語は復讐劇でもありながら、そんな小さなコミュニティや危険な外の世界、両方からの逃避の物語でもあるのかな、と。
それにしてもPS4になって廃墟や侵食する自然の描写レベルが格段に上がってすごく綺麗なんだよ。ドラマの進め方も前作と同様にプレイシーンとドラマシーンがすごくスムーズでこういう高い没入感はこの作品、すごく洗練されてるんだよね。
前作に比べて戦闘も少し優しくなった?というか、前作はFPS視点でやっててよく視覚の外から感染者に噛みつかれてトラウマになりかけたんだけど(笑)、今作はTPSでわりと周囲の様子が分かりやすいかも。ちなみに難易度はEasyだけどね。
それとなぜかこの作品、ものすごく酔いやすいんだけどなんでだろう?ここのところ少し慣れてきたけど、十分くらいで酔ってる時がある。というわけで少しずつ細切れで進めてるんだけど、そんな短編ドラマみたいな時間でやってても何かしらドラマが起きててすごい。
Ghost of Tsushima
元(モンゴル)の襲来をテーマに対馬の戦乱を描くオープンワールドなアクションゲーム。
オープンワールド、めっちゃ好きなんですよ。シナリオに束縛されず、行きたいところにフラフラと行ける自由さ、そこで見つけたもの、起こったことが物語に接続する楽しさ、オープンワールドは本や映画のようなリニア(線形)な面白さとは違う、「自分の」お話とゲームのお話が混ざり合う、あるいは混ざらない自分だけのお話になるところがいいんですよね。
で。これです。いやーほんと最近のゲームは他のいいところを遠慮なくガンガン取り込んでエンタメとして成熟してるなあ。闇討ちなどのステルスキルや崖登りなどのパルクールなんかはアサシンクリードやメタルギアソリッドが好きだからすごく嬉しい。拠点攻略や周囲の物証を探しての探索とかウィッチャー3に近い雰囲気があるし、敵の戦闘で体幹を崩してとどめを刺すあたりはSEKIROにちょっと似てるかも。
それでいてちゃんとオリジナルの部分が盛り込まれてるんだよね。敵陣での一騎討ちとか鳥や動物の追跡とかがすごく楽しい。延々と鳥を追いかけてしまう。。
そして何より、ゲームシーンの美しさ。昨今はフォトモードでゲームのキャプチャが撮れたりするんだけど、ほんとすごいよ。
ミッションの途中でなんとなく撮っただけでこの絶景。しかもこのゲーム、かなり黒澤明監督の映画作品にインスパイアされているみたいで、黒澤モードなるものもあるみたい。ほんとあれだ、七人の侍とかの殺陣をプレイする感じだ。
すごく好きになるゲームって物語ももちろんなんだけど、しばらくした後にまたその世界に行きたくなるんだよね。これもきっとそうなる一本になると思う。
よーし、ツシマをさまようぞー(メインストーリーそっちのけで)