「ボーン スプレマシー」

ボーン・スプレマシー [DVD]

ボーンシリーズの第２弾です。
相変わらずのアクションを展開しながら、相変わらず世界中を飛び回って（逃げ回って）敵を追いつめて行きます。
前作と違うのは、冒頭でいきなりストーリー的な整理があって、まぁネタバレそうなのであまり書きませんけど。
この部分は、えーちょっとなあ、と思いましたが、一方で展開がかなりシャープになったなあ、とも思いましたねえ。
こういう映画ではこのへんのバランスって難しい気もします。
アクションの方ですが、前作同様「身の回りのこんなものが武器に！？」ネタがちゃんと盛り込まれてて楽しかったです。
ボーンがとっさに機転を利かせて日用品を手に取ると、すごい性能を発揮する最強の武器になってしまうっていうのがね。
冗談みたいにも見えるんですが、これがメチャクチャ強くて、真剣なアクションだけど楽しくて思わず笑ってしまいました。
逃走のアクションも良くて、列車から船に移るシーンとか、ボーンの機敏さ、判断の早さが出てて良かったですねえ。
ていうか、これMGS2のオープニングを実写にしたらこんな風なのかなとか思って観てました（笑）
カーチェイスも壮絶で、華麗に追撃を交わす前作とは違って、今回はガンガンぶつかるし、ぶつけるし、そこを通るか！？っていうところを
無理矢理押し通したり、骨太で男らしいアクションが楽しめました。
また、ぶつかる衝撃をそのままカメラがまともに受けてるシーンとか、なかなかカーアクションにこだわりがあって良かったです。
ただ、カメラがとてもブレるので、三半規管の弱い私は軽く酔いましたけどね。
さて、最後にボーンはどうなるのやら。記憶は戻るのかなあ？