「テネイシャスD ~運命のピックを探せ!」



もともと顔芸に弱いというか、ちょっとした変顔でも笑ってしまうのですが、
これはそれが思いっきりドツボにハマりました。
もう、ずーっと笑いっぱなし。
冒頭の旅立ちでまず、ひと笑い。ここはあまり変顔はなかったのですが、子役がジャック・ブラックさんにそっくり!
一瞬分からなかったなあ。
そして「出会い」で、また大笑い。あのJBの感激した時の弾けた顔がすごく効きましたね、ツボに。
これまでの映画では歌のシーンはあまりなかったけど、この映画ではずっと歌いっぱなしっていうのも良かった。
あの高音を歌う時の「くぅー!」っていう顔がまた、たまらなく面白いんだよね。
それとピザ屋の兄さんがまた微妙に面白くて、なんでか知らないけど二人と同じ「温度」なのが良かった。
ピックの歴史を思わせぶりに語る楽器屋の店員も、温度が近い感じがして楽しかったです。
道中の夢のステージでは、ビジュアルがすごいインパクトがあって(金のメッシュのタンクトップが鎖カタビラに観えた)、
曲もノリが良くてかなり笑いました。
オーディエンスのお姉ちゃんとか、やりすぎな感じも面白過ぎた。
冒険のシーンでは、もう下ネタ炸裂。ずっと下ネタは言ってたけど、ここが一番激しかったです。
対決では、ちょっと良い話にもって行きながら、2段落ちもあったりして(絶対あの片足引きずった人だと思ってたよ!)、
おバカをやっていながらちゃんとお話をすっきりと見せてて、そこがとても満足出来ました。
これ、ロックに詳しい人ならコネタとか分かってもっと面白いかも。
あと、「メタル」のビジュアルがあまりにもメタルで面白かったです。そうそう、メタルってこういうイメージだ(笑)