「X-ファイル:真実を求めて」



X-ファイル。観てましたよ、TVドラマ。
でも、もう今さらX−ファイルじゃないなという感じで、
自分には過去のものだったのですが、先日レンタルDVDにオマケでついて来た第一話、
そしてこの前テレビでやってた映画版を観ちゃってから、急に思い出して来て。
懐かしいからファーストシーズンの4話を観てから、もう止められなくなりました。
何だこれ、なんだこの面白さ。やばい、自分全然成長してない(笑)
というわけで、映画の方も今まさに公開中なので観てきました。
ネタバレを含むのでたたんでおきます。
えーと、いきなり下世話ですが、
あの二人いつの間にかそういう仲になってたんですね。
しかも子どももいる(いた)の?
まぁそういう風になるのを期待してましたけど。いざ、なってみると寂しいもんですね。
あの二人が、言い争いながらもお互いを助け合う関係から、
それぞれの道を別れて歩んで行くというのが、ちょっと切なかったですね。
いやー、大人のドラマだよ。キスすらしなかった仲なのにねえ。
お話の方は、X−ファイルと言えば、UFOかなと思ったのですが、超能力ものでした。
超能力(透視)を持つ神父ジョーとスカリーの対立、スカリーとキリスト教系病院の神父との対立、
この辺はちょっとキリスト教の文化圏外では分かりにくい文脈でしたねえ。
ただ、「信じていたい(I want to believe)」ものの違いを表現しているのかな、と思います。
結局、信じていたいものしか人は信じないものなんだよっていうことなんですかね。
神父ジョーの能力、難病に有効な治療法、神の加護、妹の無事。
それぞれが信じたいものに挟まれながら、それでも信じたいものを信じる、っていうところが、
ラストシーンのスカリーの吹っ切れたような表情なんだと思います。
ラストシーン近くで、モルダーが少しでも迷いがあるなら逃げようと言う予め断られることを予想したプロポーズ、
あのシーンはすごく素敵でした。
何だか知らないけど、エンディングでハネムーンに行っちゃうしなあ(笑)
ちょっとネタの方があまり広がらずに落ち着いてしまってる感じがして残念でしたが、
恐怖や不気味の演出とか、アクションはとても良かったです。