「トロピック・サンダー/史上最低の作戦」



ジャック・ブラックさんと、ロバート・ダウニーJRさんという
今私の中で最も旬な役者さんが二人も出演とあって、さっそく観てきました。


久しぶりに、映画を観ながらゴチャゴチャ考えませんでした。
いっつも、当てはめごっこ(登場人物を他のものに当てはめて別の読み解きする事)とか、
ストーリー構造の読みとか、背景の作り込みとか観ようとしてしまうんですが、
今回はそーゆーのしようと思いませんでしたねえ。
というか、そういう風に観てはいけない映画です。きっと。
ただただ、くっだらないギャグとか、下ネタでずーっと笑ってました。
もう、私はジャック・ブラックさんが「ケツがー!」って言ってのたうち回ってる姿だけで
かなりやられましたねえ。
彼は顔の動きがすごく面白いんだよなあ。
ロバート・ダウニーJRさんの入り込み過ぎな演技もすごくて語尾を「ハッ!」って言うだけで、
なんだかめちゃめちゃ面白かったです。
彼は前半ずーっとあの「演技」なんで、もうそういうキャラだと思い込んじゃってて
後半のギャップがすごく新鮮でした。すごいわー。
あと、全編を通して「あーこれ、あの映画だ」っていうパロディがそこら中にころころ転がってて、
そういうところでもにやにやしてしまいました。
主役のベン・スティラーさんもあのやりすぎな筋肉だけでもうパロディになっちゃってて、
出落ちしちゃってるのが面白かったです。
で、ギャグだけで押し切るかなーと思ってたら、けっこう終盤のアクションが良くて、
ここはかなりワクワクしました。
特に、ロバート・ダウニーJRさんが(笑)面白すぎだよ、この人。


映画館で観る時ははあまり食べたりしない人なんですが、こういう映画だとポップコーン片手に観ても良かったかもです。






iKnow!で映画の特設ページがあって、予習してから観に行きました。
ちょっとだけ字幕なしで分かるシーンもあって良かったです。
まぁ、この映画の英語はそうとう卑猥なので使う機会なさそうだけど(笑)