「ラスト・ブラッド」



前にアニメーションを観ていたので、どういうものかなと観たんですが何を書いていいのか。とりあえず、オニゲンはカッコわるい、というのだけは言っておきたい。ほとんどが英語劇なので、翼手(よくしゅ)よりGとかZとか付く方が迫力が出るからなのか。他にもなんだかなあ、という部分がたくさんあったんですが、これが一番自分の中でダメでした。
強いて良い所と言えば、アクションシーンが実験的だったことかな。ゲームではキャラクターにモーションを付けるのは普通だけど、実写に対してモーションに手を入れているように見えました。実写に対してのモーションの加工と言えば、ワイヤーアクションのようなアナログな方法があるけど(もちろんそういう演出はあった)、デジタル的にも加工している風に思えました。サヤが屋根を伝って翼手(と言わせてもらいたい)を追うシークエンスとか、戦っている最中の他の翼手のモーションとか。そういう映像技術にはあまり詳しくないので、全然違うのかもしれないけど。また、スピード感を出すためにフレームの中でやたらものが動く(しかも早い)んですが、あれはちょっとダメだった。動体視力がないから、よく見えない。でも敵の首がボーンと飛び出して来たシーンはなかなか面白かったです。