始まりましたねえ。



もう早速サイトの方でトレーラー公開されてました。
METAL GEAR SOLID PEACE WALKER OFFICIAL WEBSITE


メタルギアはおっさんしか出てこないゲーム。かつてそう呼ばれたこともある(らしい)し、実際そのとおりだと思うし、なんならこのゲームをやる半分の理由はそーゆう「殴り合うおっさんを楽しむ」というところに価値を置いている私には、それで満足だったのです。でも。


お、おんながいっぱいいるよう。


びっくりした。一体何のトレーラーを観ているのかと錯覚を覚えるくらいの女性達、そして子ども。MGS4のメリルのようなごついのだけじゃない。可憐な少女!?ややんちゃそうな子ども!?が、びしっと名前入りでカットインしてくるシークエンス。はああ!?なんだこれ!?なんだこの、メタルギア!いやあ、なんだか自分の身つうか目に何が起きたのか分かりません。女だらけのメタルギア。こんな日が来ようとは(笑)


まあそんなことはさておき、トレーラーを観てちょっと泣きそうになりました。いや、確かに私はかなり重度の小島作品ファンですけれども。先の見えている結末を補完するお話(例えばスターウォーズにおけるアナキン・スカイウォーカーのエピソードとか)、キャラクターの行く末が前もって作品として公になっている場合、観客はどうしてもそこにその後を重ねて観てしまうものです。幸せなエピソードにも影が差してしまう。苦悩が先取りで訪れる。多分、これはそういう影で縁取られたお話しになるのでしょう。特にヒューイという科学者の苦悩はもうすでに観ているのです。オタコンという一人の科学者のそれとして。ここが一番泣きそうになりました。先行する悲劇、先取りの苦悩。でも、私が小島監督の作品をこよなく愛する理由は、単に美しい悲劇を観たいからではないのです。そんな影の中にも、きっと何かあるはず。ゲームが終わった後にも残るお土産をちゃんと用意してくれるはず。今はそんな期待でいっぱいです。