DISSIDIA FINAL FANTASY

ディシディア ファイナルファンタジーRPGファイナルファンタジーシリーズの各キャラクターが集合した格闘アクションゲームのようなもの?

この作品、発売されていたのは知っていました。でも本体のゲームは買わずサントラだけは買っていたのです。だってFFシリーズの曲のいいとこそろえて一枚にまとまってるんだもの。4から7までをオンタイムで遊んでいたのでとても懐かしかったんですよね。で本編のゲームですが、元がRPGというあまり反射的な操作が必要のないゲームなので(まあ戦闘時はぐずぐずしてると敵に次々攻撃されるリアルタイム進行ですけど)それがアクションとなるとうーんちょっとなあ、と敬遠していました。

ゲームについて:
あまり複雑な戦術は立てられない、タイトなタイミングの操作は出来ない、という人なので、アクションゲームはだいたい一撃離脱でクリアします。というわけなので、やっぱり遠近の攻撃ができるセシルやフリオニール、スピードのあるティーダなんかが使いやすかったです。ちなみに私はシリーズの中でも4が最高なので、セシル使いやすいのはすごく良かったなあ。しかもちゃんと暗黒騎士とパラディン(聖騎士)が切り換えられる!(4の主人公セシルは序盤暗黒騎士で途中からパラディンに変化する)そういうところをきっちり盛り込んでくれるのは嬉しいですね。逆に使いにくかったのは、一撃必殺のスコールや魔法多用系のオニオンナイトとティナでした。スコールは外した後のスキがでかいのと、近づかないと攻撃できないのが辛かったなあ。なかなか間合いに入れない、浮遊系のアルティミシアケフカ暗闇の雲はかなり苦労しました。「決める!」って決め台詞言っといて外すからなあ(苦笑)魔法系は遠距離の打撃がいけるのかなと思ったら、かなり近い間合いじゃないとダメージ与えられないとか、魔法発動のタイミングがよく分からなくて敵にかわされたりとか、魔法中も身動き取れないから攻撃されたりとか、まったく使いきる事ができませんでした。あ、でもティナのトランスは良かったですね。あれ本編の時はゲージ使うのもったいなくて「ボス戦だけ!」って決めてたわ。

キャラクターについて:
今回このゲームのすごいところは、20人以上もの声優さんを投入したところだと思います。なにより嬉しいのは昔のシリーズのキャラクターがしゃべること!セシルはあの育ちの良い優柔不断さがよく出てて良かったですね。しかしよくよく考えると面倒くさい奴だよなこいつは(笑)それとティナの声がすごくハマってましたね。少女のか弱さと、戦う意志を見せた時の強さがスムーズに声に乗っている感じでした。そしてなんと言っても一番キャラが立ちすぎていたのが、ケフカ千葉繁さん)。このキャスティングをした人は偉いよ!ケフカ(6のボス)のおちゃらけた陽気さとどろどろした陰気さをこんなに器用に切り換えられるのは千葉繁さんだけだー!ゲームの合間にケフカのプロフィールを見たら、「35歳」というリアルな歳で吹きました。歳近いわ。そう言えばコスモス(調和を司る神。主人公チームの監督のような感じ)側の平均年齢ってきっと20歳もないと思うんですよね。みんな若い。一方、カオス(混沌を司る神。ボス敵チームの監督)側の平均年齢はかなり高い(笑)私もそろそろボス戦に出ても恥ずかしくないように、笑い方とか練習しておきたいところです。ふぁーっはっはー!

一人使いたいキャラが選べるとしたら、6のシャドウを使ってみたいですね。もちろんインターセプター(犬)付きで。