スター・ウォーズ フォースの覚醒

SWについていくつか知っていること。
1. 「お父さんだよ」「イヤだー!」
2.ハン・ソロアルフォートみたくなった
3.レイア姫ハン・ソロに「お姫さん」と呼ばれていた


あとは、マスターヨーダとかベイダー卿とかC3POR2-D2のキャラクターと、フォースやライトセーバーデス・スターなどの用語くらい、です。が、なんといっても監督はJJエイブラムスだし、面白いに決まってるよねと思って観に行きました。やー面白かったですね。あーそっか、普段SF小説を読まない人が想像する「SF」ってこれなんだなあ。一瞬で軌道上まで上昇するだけでなく、恒星間をワープする宇宙船、人間のような知性を持ち会話が可能な様々な形態の生命体、どこかエキゾチックな文化を持つ人類などなど、あんまり細かいことを気にしないで(ハイパードライブを搭載する宇宙船をガムテで修理して大丈夫なの?とか)、どっぷりとそのイマジネーションの世界に浸ることができる、という点ではディズニーランドに近いものがあると思います。今作からディズニー配給でもあるしね。そういう観るアトラクションとしてこの映画で一番興奮したのは、冒頭の主人公が不時着した宇宙船を解体して部品を売って暮らしていること、でした。あーこれ、あれだ。シップブレイカーだ。日々その中に潜っている彼女には船の構造が手に取るように分かるわけで、それがきちんと後のシーンに活かされているんですよね。あーこういうのすきだ。最後の最後まで観客が観たいものをきちんとみせる(そしてきちんと焦らす)、映画としてもよく出来た作品だと思います。今作でアレな活躍だったダークサイド、カイロ・レンも気になるし(笑)次回作が早くも楽しみです。